バルコニードアにプリーツ網戸を設置する方法を解説

窓・サッシのリフォーム

 

はじめに

タワーマンションやデザイナーズ物件など少し趣向を凝らした物件で見かけるプリーツ網戸の設置方法を解説します。 通常の網戸とは異なり、プリーツ網戸は故障や不具合があると一式交換しなければならないことが多いため、覚えておくと仕事の幅が増えるかもしれません!

プリーツ網戸とは

プリーツ網戸とは装飾性の高いアコーディオン型の網戸です。
写真のようにアコーディアオン形式となっていて、引き戸のようにして開閉が可能です。 サッシと網戸が一式で商品とされているのが通常の網戸と異なります。

プリーツ網戸のメリット・デメリットは?

プリーツ網戸のメリット

プリーツ網戸は、写真の通り装飾性が高く、見た目としてもすっきりとした印象を与えてくれます。 そのためインテリアなどにこだわりのある方には非常に向いている建具です。 また網戸部分を取り外して洗えるなど、素人でもメンテナンスできるようになっている商品も幾つかあるため、リノベーション工事の提案の一つとして非常に使いやすいです。

プリーツ網戸のデメリット

プリーツ網戸ですが、多くの商品が修理・張替えができずにトラブルがあった場合一式交換しなければならないことが多々あります。 また商品自体の値段が高いため、故障などの場合はサイズや商品などによりますが5〜10万近くかかる場合もあります。 メンテナンスなどに手間をかけず、手軽に網戸を使いたい方には向いていません。

プリーツ網戸の糸切れトラブル

プリーツ網戸にはアコーディオンの形状を支えて開け閉めするために網戸本体の上中下の各部分に横に糸が張られています。 これが設置時に張りが適切でない場合、糸が切れたり網戸から外れたりします。 そのような際には、一式交換しなければならないのでメンテナンスは定期的に行いましょう。

交換設置する際に用意するもの

プラスドライバー

プラスドライバーはサッシの取り付けを行う際に使用します。 インパクトドライバーでも取り付け可能なのですが、取り付け部分を傷めたり破損させる恐れがあるため、必ず準備しましょう。

インパクトドライバー

インパクトドライバーは、作業効率化するため準備しておくと良いでしょう。 ただし、交換後取り付け時にはサッシの破損などの原因となるため極力使用しないほうがいいです。

スクレーパー

取り付け部分の下地の付着物やゴミの撤去を行うのに使用します。

取り付けるプリーツ網戸

今回取り付けるプリーツ網戸はセイキ販売株式会社の「アルマーデIII(片引き)」のバルコニードア用です。 着脱が簡単に行えるため、網部分の掃除が簡単に行えます。
取り付けるとこのような仕上がりとなります。

交換設置する方法

古いプリーツ網戸を取り外す

交換するプリーツ網戸を取り外しましょう。まずは縦枠サッシごとプリーツ網戸本体を外します。
縦枠サッシの取り付けビスを緩めて網戸本体を取り外します。
左右ともに取り付けビスを緩めて外しましょう。
縦枠サッシの取り付けビスが外れたら縦枠サッシごと網戸本体を外しましょう。 外す際のコツとして、縦枠サッシごと網戸本体は閉じた状態にして、斜めに傾けることでスムーズに外せます。
次に上下枠サッシを外しましょう。 特に順番はありません。
上枠サッシは両面テープで仮止めできる商品もあります。 その場合に上枠サッシ前面で両面テープが貼られていると、取り付けビスを外しても上枠サッシが取りはずせない場合がありますので注意してください。

取り付け位置の下地を確認

古いプリーツ網戸が撤去できたら次に取り付け部分の下地を確認します。 取り付けられているものがある場所に取り付ける場合、ほとんどないと思いますが、もしも下地が凸凹だったの場合は開閉に支障をきたす場合があります。素材にもよりますがスクレーパーなどで削りましょう。 大掛かりに下地の修正が必要なら、依頼者へ報告が必要です。
今回はのゴミを取り除く程度で済んだため、下地修正は行いませんでした。

上下枠サッシを取り付ける

下地調整が終わったら次は新しい上下枠サッシの取り付けを行います。 取り付けはプリーツ網戸を外すのと逆の順番で行いましょう。 また上下枠サッシには端に取り付けるキャップがありますので、忘れずに取り付けてください。
今回は下枠サッシから取り付けを行いましたが、特に上下枠サッシの間では順番はありません。
次は上枠サッシを取り付けます。 今回取り付けるアルマーデIIIの場合、上枠サッシは仮固定のために両面テープが用意されています。 これを全て貼ってしまうと撤去する際に上枠サッシを簡単に外せなくなったり、もしも下地が塗装面だった場合に塗装ごと剥がれてしまいます。 それをなるべく抑えるために1/3程度のみ貼り付けました
取り付け位置は左右の間隔を均等に取り付けましょう。両面テープで仮止めするため、他の方などにも確認してもらいながら取り付けると失敗がなくて済みます。

縦枠サッシを取り付ける

今度は縦枠サッシを取り付けましょう。 この工程も特に左右の間で順番はありません。
縦枠サッシは下枠サッシにはまる部分があります。それにきちんとはまるように仮置きしましょう。
位置が確定したら固定ビスを調整します。 逆も同様に行いましょう。
全てのサッシの取り付けが完了しました。

網戸本体を取り付ける

次は網戸本体と一体になっている戸当たりと受枠を取り付けます。 これらは、向きが決まっています。
広げるとそれぞれの太さが異なります。 今回取り付けるアルマーデIIIは片引きなので、受枠は固定されて網戸が収納されます。 なので受枠が固定されます。 受け枠は網戸を収納する都合上、戸当たりと比べて太いのが特徴です。 また、戸当たりと受枠を広げてみましょう。 すると広げた際に2本のサッシが糸でつながっています。 この糸が出ているほうを部屋側に向けて取り付けましょう。
糸が、戸当たりと受枠の手前側から出ているのが正しい向きです。 この写真は戸当たりです。
取り付け向きが決まったら戸当たりと受枠の中に本体を仮組みしましょう。
仮組みが完了しました。
仮組みが終わったらラッチツマミをロックしましょう。 これで取り付け自体は完了です!

開閉具合の調整を行う

開閉の調整は調整用ビスで行います。 先ほど取り付けた戸当たりに2本あります。 ビスの位置を内側にずらすと中のワイヤーが張られて開ける際に重くなります。逆にビスの位置を外側にずらすと開ける際に軽くなります。 調整する際のコツですが、
  • 上下でバランスが取れている張り具合にすること
  • 新品の場合、ワイヤーは張った後に必ず伸びるので張りすぎないこと
を注意しながら、適度に調整してください。

プリーツ網戸の付属品を取り付ける

戸当たり部分のカバーを取り付けます。 これははめるだけです。 次に上下フックを取り付けます。
これは強い風が外から吹きつけた際に網戸がサッシから外れないようにするためのものです。
アコーディオンの数を数えながら等間隔で取り付けると綺麗です。

さいごに

プリーツ網戸の交換設置方法、いかがでしたでしょうか? 特別な工具は必要なく設置できるので、調整するコツなどを覚えてしまえば比較的簡単な施工の部類だとおもいます。 ぜひ覚えて仕事の幅を広げてみてください!
角利 ミニ鉋 芯樫 42×150mm

角利 ミニ鉋 芯樫 42×150mm

¥ 2,200prime
マキタ 電気カンナ 110mm 1911BSP

マキタ 電気カンナ 110mm 1911BSP

¥ 21,622prime

ミライエは職人さんの優れた
施工技術を紹介するサイトです

記事がお役に立てたら
「いいね!」をお願いします!