空調設備業者必見!フレア加工の注意点を解説

工具 設備の取り付け 資材 職人さん向け

 

フレア加工とは

フレア加工とは、エアコンの室内機と室外機をつなぐ冷媒管接続部分の加工のことで、冷媒を流す銅管を下記のようなラッパ型に広げる加工のことです。 フレアナットを通して銅管をフレア加工することで、エアコン本体と接続できるようになります。
冷媒管の大きさによって、取り付ける銅管の大きさは異なります。
フレア加工をした銅管はジョイントを使ってこのように接続します。

フレア加工はなぜ必要なの?

フレア加工は、エアコンの動作不良・機械不良の原因となりやすい作業です。 適切に作業を行わない場合、特にガス漏れなどを引き起こします。これは冷房・暖房に用いるガスが冷媒管と銅管の接続部で漏れ、エアコンの風が冷えない・温かくならないという症状を発生させます。 エアコンを小丹生された一般家庭のお客様宅で作業を行った際にこのような不良を起こすと、即クレームに直結するので最善の注意を払う必要があります。

どのようなときにフレア加工をするの?

エアコンをはじめ、冷凍機などの電化製品の加工工程で行われます。水を排出する電化製品ではフレア加工は欠かせません。

フレア加工の注意点

ガス漏れ注意

加工が悪いとガス漏れの原因になりますので注意が必要です。 ガス漏れによりエアコンの故障につながってしまいます。

ケガに注意

電動ドリルでフレア加工した後、ハンドルを戻す時、 最後まで勢いよく戻さないよう気を付けましょう。必ず手前で止めて、手で戻してください。 最後まで勢いよく戻し切ると、ピンが折れてハンドルが脱落します。これは怪我防止の安全機能のためです。製品の不良ではありませんので注意してください。

フレア加工に準備するもの

配管(銅管)

取り付けをしようとしているエアコンの配管サイズが何なのかを調べましょう。 家庭用のエアコンで多いのは2分3分と呼ばれるサイズの配管です。2分3分とは2本のペアになっている銅管2本の事で、細い方が2分、太い方が3分になります。その次に大きいサイズは2分4分です。 2分3分の配管を用意する際、あらかじめどのくらいの長さが必要か測っておきましょう。今は電気配線の加工に必要な電線とフレア加工済みの銅管がセットになっている配管セットがありますが、もしも電線を別に準備する場合は、電線は配管よりも1mは長くしておきましょう。 ドレンホースの長さは自分が何処に排水を持っていきたいかを考えて測ります。大体は穴から真下に下ろしましょう。
適切な配管を選択しましょう。

クランプバー

クランプバーは下処理をした銅管を挟んで、上からラチェットハンドルを回すことで、銅管の先端をラッパ形状に加工するためのものです。

パイプカッター

銅管を綺麗に切断するための工具です。
このようにテープを巻いて防塵対策を行います。

リーマ

面取りカッターです。
写真の両方共同じですが、左のハンドル付きの場合は、適用できる銅管の径が限られているため、使用する際には適合しているかどうかを確認しながら作業を行いましょう。

ビニールテープ

切り口の保護や、配管内部にごみが入るのを防ぐのに役立ちます。

フレア加工の手順・方法

下準備

フレア加工の前に、切断した冷媒管のバリ取り作業を行います。 この作業を行うことによって、フレア加工をした際のラッパ状の部分の形をなめらかに仕上げ、ガス漏れを防ぎます。
またバリ取りを行う崔には銅管を下向きにして行いましょう。 これは削りカスが銅管の内部に落ちていかないためです。

クランプバーの適合配管部分に冷媒管を挟む

この際、銅管の太さに合わせて銅管適合箇所を選定します。銅管を挟む場所が決まったら、面一(ツライチ)程度にはみ出すように配置しましょう。 あまり先端から突出させてフレア加工を行うと、ラッパ形状が歪んでガス漏れをおこします。

フレア加工を行う場所にラチェットハンドルを合わせる

ハンドルを締めこみフレア加工を行う

トルク機能が動作し、カチッと音がするまで締込みましょう。

フレア加工完成

以上の作業でフレア加工は完成です。
当然、フレアツールも規格に適合したものを使用しなくては、正確なフレア加工を行うことは出来ません。 規格に適合し、なおかつ自分の使いやすい物を選ぶようにしてください。

まとめ

フレア加工はエアコン施工時に欠かせない作業です。 施工手順・方法を正しく守り、エアコン購入者様が気持ちよく過ごせることにつなげていきましょう。
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