スコヤの種類と使い方を徹底解説!

工具 職人さん向け

スコヤとは

スコヤとは直角(90°)を持つ定規を指します。一般的なスコヤではL型の形でなっており、土台と長竿の2種類で構成されています。このスコヤを用いることで木材が歪んでいないかを確認したりまたは垂直に切断したいときに線引きすることができます。この線引きをけがき**、あるいは墨付けと呼ばれています。

スコヤの種類

スコヤには様々な形のものがありますが、それぞれ用途が異なっています。また、土台の材質や長竿の長さなどの規格もいくつかあるので目的に合ったスコヤを選ぶ必要があります。

完全スコヤ

シンワ測定 完全スコヤ cm目盛 15cm 62009

シンワ測定 完全スコヤ cm目盛 15cm 62009

¥ 1,180prime
最もシンプルな型で直角の確認を土台となる金具に長竿と呼ばれる定規が直角で挟まった形をしています。この土台を測りたい木材に押しつけることで直角の確認や墨付けを行うことができます。

規格・材質

基本的に長竿は目盛りが狂いにくいステンレス製となっており、土台の材質は製品によって異なります。土台がステンレス製や真鍮製のものであれば長さが10~20cm、幅が2cm、台の厚さが1.5mm程度となっています。ただし、アルミ製の土台のスコヤであれば長さが20cm以上のものもあります。

ミニスコヤ

ミニスコヤは小型の完全スコヤで、小さい木材の墨付け作業や狭い場所での角度の確認作業などで活躍します。

規格・材質

ミニスコヤも長竿はステンレス製、土台は真鍮製のものが多いです。長さは4cm~10cm程度と短めです。

マイティスコヤ

見た目は完全スコヤと変わりがないように見えますが、土台の端が45°傾いた段差になっています。したがって、本来の完全スコヤとしての機能に加えて45°の角度確認と墨付け作業を行うことができるのが特徴です。

規格・材質

マイティスコヤはアルミ製の土台にステンレス製の長竿がついており、長さは20~30cmのものがあります。

止型定規

止型定規では平行四辺形の形をしており、90°のケガキ作業は行うことができませんが45°と135°のケガキ作業を行うことができます。ちなみに、止型とは昔45°のことを留(とめ)と呼んでいたことに由来しているようです。

規格・材質

基本的に止型定規はステンレス製のものが多いですが、土台がアルミ製のものやポリカーボネート製のものもあります。

止型スコヤ

止型スコヤは止型定規と完全スコヤの両方を取り入れたスコヤで止型定規の持つ45°と135°、完全スコヤの持つ90°の墨付け作業や角度の確認を行うことができる優れものです。

規格・材質

止型スコヤはステンレス製で、長さは15cm程度のものが多いです。

自由スコヤ

シンワ測定 自由スコヤ 250mm 62596

シンワ測定 自由スコヤ 250mm 62596

¥ 860
自由スコヤでは自由にお好みの角度に合わせて写し取ることができます。この自由スコヤはイレギュラーな角度を持つ材料の角度を確認する場合や墨付け作業を行う場合に便利なツールとなっていますが、基本的に切りの良い45°、90°、135°あたりしか使わないような方は毎回角度を写し取る作業が必要となるのでおすすめしません。

規格・材質

自由スコヤの長さはだいたい20cm程度で、本体部分がステンレス製、ねじが真鍮製となっています。

プロトラクター

シンワ測定 シルバープロトラクター No.19 62480

シンワ測定 シルバープロトラクター No.19 62480

¥ 698prime
プロトラクターは自由スコヤに分度器が付けられた形をしています。自由スコヤに比べて目的の角度を正確に測定することができます。最近では、角度がデジタルで表示されるデジタルプロトラクターと呼ばれるものもあり、非常に便利です。

規格・材質

プロトラクターは自由スコヤと同様に本体がステンレス製、ねじが真鍮製となっています。長さは自由スコヤよりも若干短く15cm程度となっています。

スコヤとさしがねの違い

スコヤ

シンワ測定 完全スコヤ cm目盛 15cm 62009

シンワ測定 完全スコヤ cm目盛 15cm 62009

¥ 1,180prime

さしがね

シンワ測定 曲尺 大金 普及型 ステン 1m×60cm 表裏同目 同厚 63118

シンワ測定 曲尺 大金 普及型 ステン 1m×60cm 表裏同目 同厚 63118

¥ 6,771
さしがねもスコヤと同様にL字型の形をしており、混同してしまう人も多いです。しかし、サイズや用途、材質などさまざまな点でスコヤとさしがねは異なっています。さらに、さしがねは規矩や曲尺、指金など様々な呼び方があるので注意しましょう。

サイズ

スコヤはさしがねに比べるとやや小さいサイズが多く、弾力性が低く曲がりにくくなっています。さらにさしがねにはスコヤの土台がないのが特徴です。

用途の違い

スコヤは土台があるため、様々な角度の確認や墨付け作業を正確に行うことができるのに対して、さしがねは単純に直角の確認や墨付け機能の他に、裏目を利用して角材の大きさや円周、角度を割り出すことができます。また、さしがねは規矩術とも呼ばれており非常に奥が深いのが特徴的です。

材質の違い

スコヤの材質は一般的に長竿の部分のほとんどがステンレス製、土台部分がアルミや真鍮製であるため、さびにくく長持ちします。一方、さしがねはほとんどがステンレス製でできています。

スコヤの使い方

木材に直角な線をけがく場合

木材を垂直に切断する際、目印としてけがき作業を行う必要があります。 このようにスコヤの土台を木材にあてがうことで垂直な線を引くことができます。

壁に垂直な線をけがく場合

今回は木材を壁と想定して床に垂直な線を壁にけがくことにしました。 こちらは土台を床に付けて壁に押し付けることで垂直な線をけがくことができます。 このとき床が水平になっているところで行うようにしましょう。

まとめ

スコヤは木材などが直角になっているかどうかを確認したり、木材を分割して切り出したい際に墨付け作業を行う工具です。 その他にも様々な角度で墨付け作業を行うことができるようなスコヤなどもありました。スコヤはDIYから大工職人まで必須となる工具ですので、今回の記事を参考にして是非活用してみてください。
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