カーペットの焦げ、シミを補修する方法まとめ

床のリフォーム

カーペットの汚れ、直せます

カーペットを長年使っているとキズや焦げが発生してしまいますが、かといって全面的に交換するのも面倒です。そこでダメージを受けた部分を市販の補修材で補修する方法をまとめました。

カーペットのシミ

日常的な対策としてジュースなどをこぼしたりした際にはすぐに拭き取り、洗浄することが重要です。
汚れやシミには醤油やジュースなどによってできる水溶性, マヨネーズなどによってできる油性がありますが、濡れタオルで拭き取れない場合は以下のやり方で対処します。

用意するもの

  • うすめ液
  • ティッシュペーパー
  • 中性洗剤
  • 歯ブラシ

拭き取れるだけ拭き取る

濡れ雑巾で拭き取る

濡れ雑巾などで可能な限り拭き取ります。
汚れが固形化している場合はヘラや歯ブラシ、爪楊枝なども使ってみましょう。
掃除機でチリやホコリを吸い取るのも有効なのでやりましょう。

うすめ液で拭き取る

雑巾または小さく丸めたティッシュにうすめ液を染み込ませ、シミ部分に2~3秒押し当てます。カーペットにうすめ液を染みこませるのが目的です。うすめ液は油性の汚れも溶かす溶剤ですが、使いすぎるとカーペット自体を痛めてしまうので適量を意識してください。

染み込ませたら、乾いたティッシュを強めに押し当ててベンジンと汚れを一緒に吸い取ります。ティッシュを交換しながら、何度か繰り返します。ドライヤーを使って乾燥させるのはカーペット素材を痛めるのでやめましょう。

中性洗剤でうすめ液を完全に拭き取る

ベンジンが残っていると汚れと融解して周辺に広がってしまいます。これを輪染みといいます。

これを防止するために、中性洗剤を染み込ませたタオルorティッシュでベンジンを完全に拭き取るようにします。

洗剤を拭き取る

ティッシュペーパーを丸めてきれいな水を染み込ませ、カーペットに押し当てていきます。

湿気や洗剤はシミのもとになってしまうので綺麗に拭き取りましょう。

完了

このようにほとんどシミは目立たなくなりました。

カーペットの焦げ、破損箇所を直す

次にカーペットの焦げ跡を補修する方法です。

小さいコゲ程度なら焦げ跡部分をはブラシで擦ったり、黒くなっている部分をハサミやカッターで部分的に取り除いてやることで改善するケースもありますが、それでは足りない場合は他からカーペットの毛を拝借してきて植毛します。

焦げ部分をカットする

カッター、ピンセットを使って焦げ部分をカットします。

目立たない箇所からカーペットの毛を取ってくる

カッターを撫でて当てるようにします。

毛玉のようになった部分を摘んで取ります。

接着する

取り出した毛玉をほぐして、少しずつ焦げ・キズの部分に植えていきます。

接着剤は木工用ボンドでも構いません。毛を1本ずつ丁寧に植え込むときれいな仕上がりになります。

完成

接着剤が乾いたらカーペットの毛足の長さに合わせてハサミかカッターで調整しましょう!

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