クッションフロアを貼り替えずに修復する
クッションフロアの焦げ付きや欠け、破損でお悩みですか? 一番確実なのは張り替えることですが、ほんの一部分に焦げがついただけで全面を張り替えるのはもったいないですよね。そんなときのために部分補修のやり方を解説しています。
部分補修でも補修範囲が大きければ1m四方程度を切り貼りして貼り替える方法もオススメです。
浅い焦げつき
比較的ダメージが小さいもの、クッションフロアの表面だけの浅い焦げ付きに対してはシームシーラーという補修剤(溶剤・接着剤)を使用します。
- シームシーラー液をダメージ箇所に数滴垂らす
- 数分置いてから乾拭きする
- これを何度か繰り返す
これである程度焦げ付きは目立たなくなります。
本格的に傷跡を隠したい場合はアクリルコークと呼ばれる専用の充填剤を使います。カラーバリエーションがいくつかあるので床の色に近いものを探しましょう。
深い焦げ付きやキズを直す
シームシーラーによる補修が難しい場合、部分的に張り替えることになります。
1. 同じ柄、色、種類のクッションフロアを必要サイズ用意する
焦げ跡やキズに対して少し余裕を持った(+50cm程度)くらいのものを用意しましょう。
しかし、同じ種類のクッションフロアを探し出すのはけっこう難しいこともあります。販売終了していたり、似たものを探しづらい場合は、家具の下などの目立たない部分から切り取って移植することもできます。
2. 焦げ跡部分の上に補修用のクッションフロア材を乗せて、大きさを確認。目印をつける。
3. 切り出す
カッターで切ります。直線上に綺麗に切るためには地ベラやサシガネを使うとやりやすいでしょう。
4. 補修用の床材を穴にはめ込んで、継ぎ目部分にシームシーラーを使用する
失敗したら潔く張り替えよう
同じ材料を用意できるのであれば、部分的に張り替えるのが良いでしょう。
参考:
クッションフロアの張替え自体はそこまで難しいものではなく、繋ぎ目部分の色違いなどに悩むようだったら諦めて全面を張り替えるのもアリだと思います。
参考:

