はじめに
今回は、キッチンのツーハンドル混合水栓をシングルレバー混合水栓に交換しました。水栓の種類については、下記の過去記事をご参照ください。
今回使用する工具
水栓レンチ
モンキーレンチ
インパクトドライバー
作業手順
主な作業手順は、下記の通りです。
- 止水栓もしくは水道元栓を止める
- 給水・給湯管接続部分と蛇口の締付けナットを外す
- フレキ管を取り外す
- 取り付け穴に水栓本体を差し込む
- 上面施工用のアダプターを取り付ける
- フレキ管をつなぎ直す
- 止水栓もしくは水道元栓を開ける
- 点検
作業の流れ
それでは施工に移っていきましょう。
止水栓もしくは水道元栓を止める
シンク下に止水栓がある場合は止水栓を閉めますが、今回のようにシンク下に止水栓が無い場合、水道の元栓を閉めます。
給水・給湯管接続部分と蛇口の締付けナットを外す
水栓に接続されている給水・給湯管を下から覗くとこのように見えます。
フレキ管を取り外す
また、下部の接続部のナットも取り外すことで、フレキ管を取り外します。取外しの際、管の中に残っている水があふれてくることがあるので、最初にモンキーレンチで緩めた後雑巾などで管をくるみながら素手でナットを緩めて取り外します。
取り付け穴に水栓本体を差し込む
上面施工用のアダプターを取り付ける
フレキ管をつなぎ直す
止水栓もしくは水道元栓を開ける
全開のままで使用していると、水圧によって閉められなくなることがあるので注意しましょう。
点検
以上で施工は一通り終えたので、最後に確認作業です。
元栓を戻した後、湯水の出し止めを5~6回繰り返し、配管接続部及び水栓から水漏れがないことを確認します。
完成
そのほかの混合水栓交換例
まとめ
止水栓(水道の元栓)の開閉や接合部のパッキンの確認がポイントとなります。パッキンは消耗品で、しかも安価なので、特に水漏れが見られなくても、こうした機会に交換しておくと良いでしょう。
また、洗面所の水栓交換と基本的な作業手順は同様です。
こちらの過去記事もご参照ください。

