フローリングのキズ、直し方を知りましょう
フローリングの劣化には
- 穴
- 擦り傷
- 引っかき傷
- 色あせ
- ひどい汚れ
などがあります。それぞれの修復方法をご紹介します。
フローリングの穴を埋める
フローリングの穴は意外とちょっとした弾みでできてしまうので多いもの。放置している方も多いのではないでしょうか? そんな穴を修復する方法です。
傷口をカッターで整形して埋めやすくする
穴を埋める前にバリ(ギザギザ)や汚れを取り除きます。
穴周辺をマスキングする
穴周辺にマスキングテープを貼っています。
ここはスキップしても構いませんが、この後の作業が楽になります。
巨大な穴にはパテを埋める
穴の大きさによりますが、ある程度大きいものはパテを使います。
パテは1000円弱で買えるのでフローリングの色にあったものを選びましょう。
手袋を着用してパテを練ったらキズの大きさにして埋めていきます。
ある程度パテが柔らかいうちに水で濡らしたヘラまたはスプーンを使って平らにならします。
1日程度でパテは完全に固まるので、サンドペーパーを使って仕上げます。
小さめの穴にはコテを使う
小さめの穴には補修剤を使います。フローリングの色に対して濃い目の色を選びましょう。
電熱のコテの先端部分を使って補修剤を溶かします。
コテを調達するのが面倒ならドライヤーで温めてヘラで刷り込みましょう。
はみ出した補修剤は完全に固まる前にヘラで除去して木片に巻いたサンドペーパーで削ります。
最後に雑巾などで拭き取ります。
ペンで木目を書く
こだわりですが、木目を書くとだいぶ見栄えがよくなります。
引っかきキズを直す
小さな引っかきキズはクレヨンを塗りこむだけです。クレヨンは500円程度で購入できます。
フローリングのかすれや擦り傷
クレヨンで修復が難しい場合はリペアマーカーを使います。
マーカーは製品ごとに取扱が異なります。
フローリングの色あせ
色あせには色つや復元コート(ワックス)を使います。
床を拭く
つやを回復したい面を拭きます
専用のスポンジで補修用ワックスを塗ってのばす
30分~1時間程度置いて、完全に乾燥させる
乾燥させてツヤが足りない部分はもう1~2回重ね塗りします。
落書きや汚れを取る
フローリング専用消しゴムを使うことで強力な汚れや落書きを簡単に消すことができます。
消しゴムでツヤが落ちてしまうことがあるので、その場合は上記のワックスを塗ってツヤを回復させます。

