フローリングの床鳴り・浮き上がりの対策と補修

フローリング

フローリングのトラブルと補修方法

フローリングは室内で毎日ダメージを受けている箇所の一つです。
歩く度にギシギシ、キイキイと音が鳴ってしまう床鳴りや、
フローリングが数mm浮きあがってドアと擦れたり歩きにくくなってしまう浮きなどのトラブルはないでしょうか。

床鳴り・浮きの原因

木の床だと、多少の床鳴りは自然現象

湿気を吸収して木が伸びたり縮んだりすると、踏んだ際に木が擦れて音をだすようになります。これが床鳴りの主な原因です。
浮きも同様に梅雨のシーズン等に木材が湿気を含むと発生すると言われています。したがってどちらもある程度は季節性のもので、自然現象といえます

予防策

無垢材の場合、

-日常的に加湿器・除湿機を使って湿度をコントロールする
-水をこぼしたらすぐにタオルで拭き取る
– 掃除の際に水をなるべく使わない
– こまめな換気
– ワックスがけ

などである程度予防できます。

床鳴りの補修方法

多くは季節とともに解消されますが、それでも気になる場合は補修しましょう。
まずは、床鳴りの起きている場所を確認してみてください。

接合部の床鳴り

最も多いのはフローリングの接合部で起こる床鳴りです。
接合部の床鳴りには、床鳴り補修材を接合部に浸透させましょう。塗ってはみ出た部分をタオルで拭き取るだけです。

2000円ほどで販売されています。

音がなっていると思われる部分に注入します。

下地との隙間による床鳴りと浮き

次に多いのはフローリング材がその下の根太・大引・モルタル等に対して浮き上がって隙間ができてしまっているケースです。

マンションなどの場合、下地がモルタルであることが多いので自分でも補修できます。
(木造の場合は業者に相談するのが無難でしょう。)
ギシギシと音鳴りしている部分が浮き上がっているようなら、次の方法を試してみてください。

隙間を埋めるためにフローリング材と下地を接着します。
まず、浮き上がっている部分を見つけてフローリングにドリルで穴を開けます。

小さな穴を開けたらそこに接着剤を流し込み、フローリングと下地を接着します。

専用のものは接着剤自体が膨張しクッションとなることで気密性を高めてくれるので、おすすめです。

最後に穴を埋める必要があるのでパテ、床用クレヨンの知識が必要です。不安があれば業者に相談してみましょう。

業者さんによる補修のレポート

使用した「床鳴りカット20分」は5本。金額にして一万円ほどでした。これまで使用していた床鳴り止め剤は効果の確認まで1日がかりでしたが、今回注入した「床鳴りカット20分」は短時間で硬化し、その場で完璧な結果を出してくれました。

【床鳴りカット20分】 お客様の声 – 床鳴り止め剤 床鳴り補修 床補修 – プロテック販売

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