リフォーム相談は誰にするべきか?利害関係を理解して相談を

リフォーム

ざっくり言うと
  • リフォーム会社/建築士さんは工事するのが仕事なので、工事を推奨する傾向がある。
  • リフォーム関係の職種も多岐に渡るので人によって知識度合いには差がある。
  • インターネット等でも信頼できるサービスは少ないので公共サービスなどを利用しながらある程度の勉強を。

リフォームをするべきか迷っても、意外と相談する相手がいないのではないでしょうか。高額な買い物なだけに一人の意見を鵜呑みにしたり、自分の思い込みでリフォームしたくはないものです。

相談相手の利害・得意分野を知ろう

例えばパソコンを買う際、家電量販店に行って「このパソコンは買ったほうがいいか?」と聞けば十中八九買うべきだという答えが返ってきます。スペックがこれだけいいとか、買わないとこれだけ損だという話をされます。それは相手が売ることを目標にセールストークをしているからです。
次に「どのパソコンを買うべきか?」という質問だと、利用用途や頻度、予算などを聞いたうえで(高いものを売りたいとしても)ある程度正確な情報を教えてくれるはずです。

リフォームもこれと同じです。つまり当たり前ですが、リフォーム会社・建築士・工務店といった事業者さんは「工事を発生させることで利益が出る」ので、リフォームの相談を行ったらリフォームしたほうがいいと言われる傾向にあります。

もちろんやる必要がない工事を「やらないと家が持たない」などといって契約させるとリフォーム詐欺になるので嘘を付いたり押し売りすることはありませんが、「三点式ユニットバスは不人気だから、変えたほうがいいかな?」といった相談は「リフォームしましょう」となりがちです。

したがって、リフォーム相談、とくにリフォームしたほうが良いかどうかという相談をする上では専門知識を持ち、公平に判断ができる人を見つけることがまず重要になります。

相談相手のオススメ

行政の窓口

行政や公益財団法人などが実施しているリフォーム相談会があるので、それを利用するのは手です。
その際おすすめしたいのは、電話だけでなく対象箇所の写真を撮影したり、状態が分かるようにして対面で相談しましょう。
なぜならリフォームは現場を見ないと判断が下せないので、少なくとも写真で状況を伝えないと相手も曖昧な答えしかできないでしょう。
本当は現場に来てもらうのがベストですが、写真だけでも「これならリフォームだと◯◯万円くらいで、リフォームしなくてもある程度は大丈夫」というような具体的な回答が期待できます。

また、リフォーム後のトラブルや見積もりの不明点・妥当性を第三者に相談・検証してほしい場合は住まいるダイヤルという相談サービスがあります。

縁のある業者、忙しい業者、ゆったりしている業者、親戚など

親戚がリフォーム系の職業だったり付き合いが長く信頼できる業者なら素直に相談してみましょう。結局こちらの財布事情も意識しながら話してくれればいいので、別に業者さんに相談していけないというわけではありません。

忙しい業者、ゆったりしている業者なら相談できるというのは矛盾しているようですが、忙しい業者は無理に仕事を取らなくても問題ないですし、少人数であまりガツガツせずに仕事をしている会社(個人事業主など)も多いので割りと正確に答えてくれます。

逆にあまり良くないのはホームページがしっかりしていて、売る意識が強い会社です。いわゆるリフォームの営業会社は営業して案件を獲得したら、別会社に丸投げして回転させているだけのことも多いので、スタッフの専門知識にも差があります。

大家仲間

あなたが大家さんなら、大家ネットワークに参加して大家さん仲間に聞くのがいいでしょう。大家さんは皆費用対効果でリフォーム・リノベーションを行っているので考え方が一致しているはずです。

相手の得意・不得意を知るべき

一般の人からすれば「リフォーム会社の人ならリフォームのことを全体的に知っているだろう」と思うかもしれませんが、そんなことは全然ありません。

先ほど言ったようにリフォーム関係の仕事をしている会社でも営業が中心の会社、施工が中心の会社、不動産管理会社の一部署としてリフォームをやっているケースなど様々です。
さらに施工も内装(壁・床)、水回り、電気、ガスなどの設備、エアコン、外壁、大工仕事などを分業して行っています。

クロスの貼り替えを依頼した職人さんに「ついでに外壁にクラックがあるから見て欲しい」といっても分かる職人さんは少ないでしょう。

知識として全体的に把握しているのは建築士や建築施工管理技士ですが、建築士は個別の箇所のリフォームを管理するというより建物の全体の美観などを考えながら図面を作り、職人さんに指示を出す立場なので小さい工事の相談をする相手としては少しタイプが異なります。

インターネットで聞くのは良いか

最近はインターネットで相談できる機能が増えてきました。当サイトにも相談用の掲示板がありますが、インターネット上で質問するのにも注意が必要です。

相手がどれだけ正確な知識があるのか不明ですし、先ほど言ったように現場を見ないと判断できないことが多いためです。

ステマに注意する

一見中立的なサイトに見えても、特定の会社やホームページに有利なクチコミを書いてアフィリエイトによって収益を上げているブログなどが多く目立ちます。

個人のブログに「このリフォーム店は親身に相談に乗ってくれた」「とても対応が良かった」と書かれていてもリンクを開く際にブラウザの左下にこのようにリンク先のホームページと違うURLが表示されていたらそれはアフィリエイト広告なので、真偽はともかく鵜呑みにすべきではありません。

また、相談サイトであってもサクラが相談していることも多く、リフォーム系のインターネットサービスはユーザー目線ではないなと思います。

まとめ

いろいろ説明しましたがまとめると優良な相談サービスはまだ少なく、自分でいろいろと調べてある程度の知識を持たないといけないのが現状です。調べていくと工事不要で取り付けられる建材・設備や、自分で簡単にDIYできるものも多いです。
例えば冬のお風呂あがりが寒いときに脱衣場に暖房を設置すると10万円の工事になりますが、探せば1万円くらいで工事不要の暖房器具が見つかります。

リフォームをすべきか迷っているならまずリフォームしないで済むような選択肢がないか探し、それが難しかった時に信頼できる業者を探すといいでしょう。

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