玄関ドアのガタツキ・速度調整・異音の直し方まとめ

ドア・扉のリフォーム

玄関ドアのトラブルにお悩みですか?

玄関ドアのガタツキ、異音などのトラブルの解決方法をまとめています。玄関ドアは毎日開け閉めする場所ですので、この機会に自分で直してしまいましょう。

ドアが閉まる速度が速い or 遅い

ドアクローザーの“速度調節弁”を確認しましょう

ドア内側の上部に取り付けられているこの金具(自閉装置)をドアクローザー といいます。
ドアクローザーには閉まる速度を調節するためのネジがあり、ドライバーでこのネジを調節してやることで閉じ速度を変えることができます。

調節バルブが複数あるものは
①閉まり始めのスピード
②閉まっていくスピード,
③閉まるギリギリのところから完全に閉まるまでのスピード
等に対応しています。

一般的に、ネジは右に回すと遅くなり、左に回すと速くなります

ドアを開け閉めするとギイギイと音がする

ドアがギイギイと音がする場合は蝶番などの可動部分の油が足りていないと思われます。
シリコンスプレー, ミシン油などを染みこませるか、一度ドアを外して支えの軸に油分を塗布してあげましょう。専用の潤滑スプレーもあります。

ただし、鍵穴の近くは注油しないように気をつけましょう。

ついでに、ドアのストライクピボットヒンジにも注油してあげると良いです。

ピポットヒンジ

ドアの蝶番がガタガタしている

蝶番のガタツキの原因として、まずネジの緩みが考えられます。蝶番のネジを右回りに締めてみましょう。

蝶番やドア自体が変形してしまったことでドア枠をこすってしまっているような場合には専門業者を呼ぶことをおすすめします。

ノブがガタガタしている

ドアノブがガタガタしている場合はノブの取り付け部分が緩んでいることが原因です。
ドアノブのネジはプラスネジ式、マイナスネジ式、六角式のものがあるので使い分けます。

ドアノブを取り外さずにネジを締めても不十分な場合、逆に完全に緩めて外してしまえば一度ドアノブを取り外せます。その上で座板を取り外し、プレート自体のネジを締め直しましょう。

鍵が回りづらい

鍵穴の中に砂埃やゴミが入り込んでしまうことで、鍵の滑りが悪くなります。
次の方法を試してみてください。

鍵を鉛筆で黒く塗る

鉛筆の芯を鍵の溝や凹凸、くぼみに塗りこみます。「どうして鉛筆を?」と思う人は多いと思います。鉛筆に含まれている成分の黒鉛が潤滑剤の代わりになるので鍵穴に通りやすくなるのです。また鉛筆には市販の潤滑剤とは違い鍵に悪影響を及ぼす成分は含まれておらず、黒鉛は鍵穴に元々潤滑剤として使われている成分なので効果的にすべりをよくしてくれます。

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掃除機でゴミを吸い出す

掃除機を使って鍵穴の中に入っている砂や埃などのゴミを吸い取ります。鍵穴に掃除機の先端を押し付け、左右に振るとゴミを取り除きやすいです。 掃除機を使うことが面倒な場合は、パソコンのキーボードのお掃除などに使われるエアダスターでも同様の効果を得られます。

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専用の潤滑油を差し込む

潤滑油を差し込んだら施錠・解錠を数回繰り返して、油をいき渡らせます。
サラダ油等を差し込むのは絶対にやめましょう。

メーカーの公式サイトを確認しよう

いかがでしたか? ドアのメンテナンス方法はドアメーカーの公式サイトなどにも情報が載っているので自分の家のドアメーカーを調べて確認してみてくださいね。

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施工技術を紹介するサイトです

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