屋外コンクリート舗装の補修

エクステリア(庭・外構・舗装)のリフォーム

床用コンクリートを塗り直す

駐車場や玄関脇の舗装路面は雨風による風化、地震や落下物などから加わる衝撃によって経年劣化します。舗装のひび割れ、色あせ、劣化を補修するにはモルタル材を亀裂や表面に塗って補修します。

資材・工具

  • 水性コンクリート
  • カビ取り カビキラーなどです
  • コンクリート用パテ
  • 油性シーラー
  • すべり止め材
  • ポリシート
  • ノンスリップマスカー
  • 床コロナマスカー
  • ハケ
  • ローラーバケ

分量は0.7Lで3㎡, 2Lで8㎡, 7Lで30㎡が目安です

カラーバリエーションはいくつかありますが、色に本格的にこだわりたい場合は別途ペンキで塗装したほうが良いです。

作業工程

舗装路面の汚れを落とす

デッキブラシでゴミを払う

補修面に砂や苔(コケ)があると後の作業に影響があるので綺麗にします。カビがある場合はカビとりを使います。

ひび割れや凹みがある場合はパテで補強する

モルタルパテでコンクリートの亀裂や穴を埋めます。

パテ補修

パテは製品や気温によって乾くまでにどれだけ時間がかかるか異なりますが、半日みればよいでしょう。

補修したあと

水を混ぜて固めるタイプのモルタルは水分量を間違えるとなかなか隙間に入り込んでくれないので注意してください。

養生

コンクリートを塗る前にロールマスカーなど養生テープ・シート類を使い外壁や柱などを覆います。

柱をマスキング

これはロールマスカーです。テープとビニールが一体になっているので、養生部分にテープを貼るだけで手軽です。

油性シーラーを塗る

シーラーとは下地調整用の塗料で、コンクリートの食いつきをよくする効果があります。

シーラーはペンキをコンクリートに接着させる効果とコンクリートからの湿気を止めて ペンキがはがれにくくする効果があります。

コンクリート床塗装 その1

細かい部分をハケで塗ってから残った面をローラーで塗ります。

端はハケで塗る

コンクリートを塗る

シーラーが乾いたら、コンクリートを塗ります。
コンクリートにすべり止め材を混ぜることで乾いた仕上がり時に表面が過度にツルツルになるのを防げます。すべり止めを混ぜたほうがよいかメーカー情報を確認しましょう。

隅から塗っていく
ローラーバケで塗る

コンクリートの粘度が増して塗りにくくなってきたら水を少量混ぜてください。

完成

塗り終わったら夏30分~1時間時間、冬2時間程度を目安に乾燥させたら完了です。

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施工技術を紹介するサイトです

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