作り付けのクローゼットのドアをリメイク

収納家具

作り付けのクローゼット。ドアがシンプル過ぎたり、古くなってきていたり、フレンチスタイルや北欧スタイルでコーディネートしている部屋のイメージをそこなう場合は、思いきってドアだけリメイクしてみましょう! モールディングでシンプルなドアにディーテールを加え、重苦しい木目調からグレイのペンキで塗り替えただけで、部屋全体の雰囲気がぐっと洗練されたものになります。

必要なもの

  • 木工用接着剤
  • 丸ノコ
  • キリ
  • 紙やすり
  • メジャー
  • ペンキ下塗り用プライマー
  • ペンキ
  • ペンキ用具 (刷毛、ペンキ受け皿など)
  • マスキングテープ
  • コーキング材
  • モールディング材 3センチぐらいのもの
  • ドアの取っ手
  • スプレーペイント(金色)

作り方

下準備

ドア全体の寸法からどのようなモールディングにするのかをデザインします。このプロジェクトでは上の扉は四角いパネルモールディングを1つ、下の大きな扉に3つ作ります。

作業を始める前に、ドアはクローゼットから外しておきます。

モールディング材をカット

モールディング材は厚さ3cm程のものを使います。丸ノコで各パネルモールディングの4辺を両端を45度にして切ります。

パネルの外側の寸法が、モールディングの外側(長い方)と同じになるようにします。切り終わったら、切断面の粗い部分には紙やすりをかけて整えます。モールディングの裏にどの部分のピースなのかを鉛筆で記しておけば次の作業の時に分かりやすくなり、時間を無駄にしません。

ドアに接着

外しておいたドアの上に、カットしたモールディングを並べます。場所が決まったら木工用接着剤で固定します。

取っ手用の穴を開ける

穴を開ける

新しい取っ手を付けるところを決め、キリで穴を開けておきます。

前の取手の穴

前の取っ手がついていた穴は、コーキング材で埋めます。

ペンキを塗る

モールディングで隙間のあるところや元のドア板で破損している部分があれば、コーキング材で埋めます。コーキング材が乾いたらはみ出した分や滑らかではないところはサンダーをかけて、整えておきます。

いよいよ塗装です。まずペンキ下地用のプライマーを塗ります。この工程を飛ばしてペンキを塗ってしまうと元のドアの種類によってはペンキがぼろぼろと剥がれてきてしまう場合があります。

プライマーを1度塗り、その後ペンキで2~3度塗りするのがベストです。

重ね塗りの合間、ペンキが乾くのを待っている時にドアを取ったキャビネット部分で外から見える場所にも同様にペンキを塗ります。壁や天井、床にペンキがつかないよう、マスキングテープをしてからプライマー、ペンキと重ねて塗ります。

重ね塗りをする間は十分に時間を置き、前のペンキが乾いてからまた塗るようにしてください。

ドアの取っ手を塗る

ドアの取っ手はスプレイペイントで金色に塗り直します。

完成

仕上げに新しい取っ手を装着し、ドアをクローゼットに付け直します。

完成です! このDIYテクニックは玄関の靴箱、システムキッチンのキャビネットなどにも応用が効きますので、いろいろと試してみてください。

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