窓枠をプラス、クラフツマンスタイルの窓に。

窓・サッシのリフォーム

いかにも建売住宅という風情の飾り気のない窓枠を、パイン材を使ったDIYで、クラフツマンスタイルの窓に改造してみましょう!

必要なもの

  • ジグソー
  • 丸ノコ
  • 紙やすり
  • ネイルガン
  • プライバー
  • 水平レベル
  • ペンキ
  • ペンキ用具 (刷毛、ペンキ受け皿など)
  • コーキング材
  • 材木 (パイン材、ポプラー材など)

クラウンモールディング、窓枠上部(ヘッドケーシング) 1x6、ハーフラウンドモールディング、窓枠側面(サイドケーシング)1x4、窓台(ストゥール) 1x5、窓枠下部(エプロン) 1x4

窓枠の寸法によって各材木の必要な長さを決めます。

作り方

デモリション

既存の窓台が痛んでいる場合は、プライバーを使って壁や窓の構造自体を傷つけないように注意しながら、窓台を外します。

取り外した枠

古い窓台は新しい窓台を切る時に、テンプレートにできるので便利です。

窓台の寸法

採寸する

古い窓台を定規にして、新しい窓台の寸法を1x5に書きます。窓枠の両端になるサイドケーシング(1x4)の厚さ(約9㎝)分を、新しい窓台の両端に加えます。

ジグソーで切断

ジグソーでカットする

下書き通り、窓台の材木をジグソーでカットします。

窓台と窓枠下部(エプロン)を固定

水平レベルで窓台が水平になっているのを確かめた後、窓台をタッカーで固定します。窓台をもとに窓枠下部(エプロン)の寸法を測り、 丸ノコで切ります。窓台にあてながらタッカーで固定します。

窓枠側面(サイドケーシング)の取り付け

窓枠側面(サイドケーシング)になる1x4は、窓台の上から窓枠の上部までになります。丸ノコで寸法通りに切り、タッカーで固定します。

窓枠上部

次は窓枠上部(ヘッドケーシング)です。1x6を窓枠側面の両端に合わせた長さで切ります。この時点では固定しません。

クラウンモールディング

クラウンモールディングは、上部が長くなるように両端を45度にカットします。クラウンモールディングの下部は窓枠上部(ヘッドケーシング)と同じ寸法になります。

クラウンモールディングと窓枠上部(ヘッドケーシング)をつける

クラウンモールディングの下部に木工用ボンドをつけ、窓枠上部に合わせます。しっかり装着するために必要に応じて、何か所かネイルガンで固定します。クラウンモールディングはデリケートです。ネイルガンを打つ時に割れる可能性があるので、気を付けてください。

クラウンモールディングの側面のピースも同様に45度に切ります。下の部分は1x4の厚みと同じ長さです。小さいピースなので木工用ボンドだけでも固定できます。必要があればネイルガンで。

ハーフラウンドピースを付ける

窓枠上部(ヘッドケーシング)の下に沿うように半円の形をしたハーフラウンドピースを付けます。両端はピースを縦にした状態で45度に切ります。木工用ボンドで固定してください。

ペンキ前

材木を全て窓枠に固定すると、このようになります。隙間が目立つ部分、ネイル穴はコーキング材で滑らかになるように充填します。

ペンキを塗る

最後にペンキを塗ります。木目が透けないように時間を置いて二度塗りしてください。

完成!

いかがでしょうか? 同じ窓とは思えない程、グレードアップして見えますよね。

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