海を意識したビーチコテージ風の板壁を、ベニヤ板で簡単にDIY!。壁紙やペンキとは違う板の質感で、カリフォルニアのコテージのようなお部屋作りをしてみましょう。
必要なもの
- ベニヤ板
- 紙やすり
- テーブルソー
- エア釘打機 (ハンマーと釘でも可)
- スペーサー(10円玉や、ワッシャー)
- シリコンプライマー
- ペンキプライマー
- ペンキ
- ペンキ用具(刷毛、ペイント皿、マスキングテープなど…)
作り方
1 ベニヤ板をカットする
ベニヤ板を好みの板幅にカットして、プランクを作ります。板を縦方向に並べるのなら12~15cm、横の場合は少し太めの15~20cmがおすすめです。プランクを取り付ける壁の高さを測り、最後の板が中途半端な幅にならないよう、一枚分の幅を決めます。今回のプロジェクトの板幅は20cmです。テーブルソーとガイドフェンスがあれば自宅でもカットできますが、大きなベニヤ板を均等の幅でカットするのは難しいので、ホームセンターにカットしてもらうのが良いでしょう。
2 ベニヤ板を壁に打ち付ける
ベニヤ板をカットした面に軽く紙やすりをかけます。天井との境から一列目のプランクを釘打機で壁に固定していきます。プランクとプランクの境にはスペーサー(10円玉や、ワッシャー)を使って、少し隙間ができるようにします。プランクはなるべく切らずに使い、一列目の端の部分はメジャーで長さを計り、プランクをテーブルソーでカットします。カットした残りのプランクを二列目の先頭にするとプランクとプランクの境目が上下で重なりません。
コンセントやケーブルなどがある部分は、その周りのプランクをカットします。
3 釘穴を埋める
釘を打った穴はシリコンプライマーで埋めていきます。プライマーが乾いたら、紙やすりで滑らかに木地を整えます。
4 ペンキを塗る
プライマーを1度塗り、その後、ペンキを2度塗りします。ペンキが乾くのを待つ間、汚れた刷毛をジップロックやビニールで乾燥しないように包んでおくと、1度塗るたびに洗う手間が省けます。プランクとプランクの隙間など細かい部分は小さめの刷毛を使ってください。壁との境目はトリムを後からつけるので、塗り残しがあってもOKです。
5 トリムをつける
ベニヤ板をカットした時の余り木を5cm幅に切ったものをトリムとして使用します。角に使うピースは、丸のこで45度に切ります。
ペンキを塗ってから、端に釘打機で固定していきます。トリムを付け終わったら釘穴を埋め、塗り残しの部分にペンキを塗ります。
6 完成!
タッチアップが終われば完成です。トリムをつけると、立体感が出て板壁らしさが増します。
いかがでしょうか? 白くペイントされた木製の家具との相性が抜群の、カリフォルニアのコテージのようなお部屋になりました。

