一人暮らし向け賃貸物件で多く見られる蚊取り線香のような電熱器を取り外す方法を解説しています。
電熱器(シーズヒーター)とは
よく見る電熱器(シーズヒーター)です。火を使わないので安全そうですが伝熱部分に物が触れると燃えます。ガスではないので火の用心を怠り、結果として出火の原因になることが多々あります。
しかも電気代がけっこうかかるので、最近ではより安全性・省エネ性の高いIHヒーターに取って代わっています。今回の施工も電熱器をIHヒーターに交換するという内容でした。
キッチンの下から電熱器のケーブルを外す
キッチンの下の棚の中を空にすると上部の取り付け箇所が見えます。今回取り外すのは電熱器本体と操作盤の2箇所です。まず始めに電熱器から取り外しますが、操作盤と電熱器がケーブルでつながっているのでこれを抜いてください。
ビスを外して取り外す
キッチンと電熱器がビスで固定されているので、このビスをドライバーで外します。
コーキングなどがされていない限りこのビスを外せば持ち上げて取り外せるはずです。
取り外せました。
外すとこのように枠が露出します。油汚れやカスが付着しているので適宜拭き取ったりヘラで削ってください。
操作盤を取り外す
次に電熱器の操作盤を取り外します。こちらもビスがあるのでこれを外してください。
すると操作盤のカバーが外れ、中のスイッチが露出します。スイッチの天板が枠にビスで固定されているので、このビスを外します。
これであとはケーブルごと操作盤を外せば終わりです。
たいていはこのあともとの位置にIHクッキングヒーターを取り付けるでしょう。IHヒーター取り付けの施工解説はこちらです。

