玄関やウッドデッキやパティオスペースの目隠しとして、おすすめなウッドフェンス。フェンス板を横にすることで、レトロモダンな雰囲気を作り出すことができます。
必要なもの
材木
材木はアウトドア用のものを使います。おすすめなのはウエスタンレッドシダー材。狂いが少なく、軽量で加工しやすい上に、腐りにくく耐久性があり、白蟻などに対しても高い防虫効果を有しているため、デッキやフェンスなどのアウトドアによく使われます。ホームセンターで売られているシダー材は割れや傷のあるものも少なくありませんが、なるべく節や木目の目立たない綺麗な材木を選んでください。
今回のフェンスは長さ3m、高さ1mです。
- シーダー材 1×6 10フィート材 (約3m) 10本
- 両サイドのポスト 4×4 6フィート材 (135cmでカット) 2本
- 中央のポスト 2×4 6フィート材 (135cmでカット)1本
その他
- シャベル
- インスタントコンクリート
- コンクリートを混ぜる用のバケツとシャベル
- 木材保護塗料 TOEX(ブラウン)
- 刷毛
- 木ネジ(ステンレス) 38mm
- テーブルソー
- 電動ドリル、ドライバー
- 水平レベル
作り方
1 フェンスポストの位置を決める
フェンスの中央は2×4を、フェンスの両端から30cm程の両側に4×4を設置します。
フェンスの位置が決まったらシャベルで穴を掘ります。フェンスポストはフェンスの高さの約1/3を埋め込みます。
2 ポストを立てる
中央の2×4はフェンス面に向けて縦長に設置します。
インスタントコンクリートをメーカーの指定通りの水と混ぜ合わせます。コンクリートを穴に流し込み、ポストを立てます。余り木でポストを地面に垂直になるように固定し、一晩かけてコンクリートを固めます。
3 木材保護塗料を塗る
コンクリートが固まるのを待つ間に、1×4のフェンス板に木材保護塗料を塗ります。ポストが固定したら、ポストにも同様に塗料を塗ります。
4 フェンス板を取り付ける
フェンス板は一番上の段から取り付けます。フェンス板の中央に鉛筆で印をつけ、中央の2×4のポストの中央に合わせます。ポストの最上部よりも1cm程上にフェンス板の上部を合わせ、平行になるように水平レベルで確認し、調節します。電気ドリルで下穴を開けてから、ドライバーで木ネジを取り付けます。木ネジはフェンスとポストが交わる箇所に2つ、上下に取り付けます。トルクをかけて締め込み過ぎないように注意してください。
2段目のフェンス板を取り付ける際は、スペーサーを利用して等間隔で隙間が空くようにします。スペーサーは1×4の切り端(1x の厚みは約1.9cm)を利用することもできます。
5 完成
10枚全てのフェンス板を同様に取り付けていけば、完成です!
このようにステンレスの番号で番地をつけたり、表札代わりにイニシャルをつけても素敵です。

