はじめに
部屋のクロスがなんだか黄ばんでいる、カビが生えている…。壁紙を全部張り替えなくても、気になる部分だけ変えることができます!
今回はカビの生えていた窓際のクロスの部分張り替えを解説します。
用意するもの
- クロス
- ハケ
- 地ベラ
- 防カビ剤
- パテ
- 撫でバケ
- 竹ベラ
古いクロスを剥がす
壁の一部が少し黒ずんだり、ふやけているのが分かります。この部屋の窓際・外壁に近い壁がこのように変色しているので、おそらく外壁から雨水などが侵入していたり、外気との寒暖差によって湿気が発生し、カビができていると考えられます。
下地処理
防カビ剤を塗る
最近のパテにはパテ自体に防カビ剤が含まれていることが多いですが、カビがひどい場合は専用の防カビ剤を一度塗ったほうが高い効果が期待できます。
パテ処理
マスティーが乾いたら、通常通りパテをかけます。
壁の一面なので、少量で足りるかと思います。
新しいクロスを用意する
壁の長さに合わせてクロスを用意します。
裏紙が糊を吸い込んでいくので、何度か重ね塗りして、少し多めに塗るくらいがちょうど良いです。
また、クロスの端が乾いてくると塗りムラができてしまうので、内側に折りたたんで乾くのを防いでいます。
クロスを張る
クロスを張ります。今回張る順番としては窓の下、左、右の順に張っています。
中央と左側は窓の下のクロスを全て張り替えましたが、右部分は既存クロスとうまくつなぎ合わせないといけません。
コンセントカバーを取り付ける
コンセントがある部分のクロスをカッターで切り抜きます。
完成!
おつかれさまです。
カビの繁殖はこまめに換気し湿気を逃がすことで予防もできます。
カビが生えてしまったりクロスの状態が悪くなってきたら、思い切って張り替えてしまいましょう。

