窓や戸の木枠はキズがつきやすく年月が経つと色あせていきます。大きな欠けはパテで埋める必要がありますが、小さい傷はニスを塗れば目立たなくなります。ニスの塗り方にはコツがあり、下手に塗るとムラができるので注意が必要です。
用意するもの
- ニス
- ウェス(布)
なるべく現状の木枠の色に近いものを選びますが、少し暗めのほうが色がつきやすいです。
準備
ニスを塗る箇所にはあらかじめサンドペーパーで表面を磨き、傷を目立たなくしておきます。
壁や床のギリギリの部分はマスキングしたり、ヘラを使って傷をつけないようにガードします。
ペーパーをかけ終わった状態です。
ニスを取り出す
ウェスにニスを取り出します。
取り出しました。見れば分かるように、ごく少量を使うのがポイントです。
なぜなら局所的に多めに塗ってしまうとその箇所だけ色が濃くなってしまうからです。なるべく少なく、少しずつ、まんべんなく塗るのがコツです。
取り出したらウェスの中でニスをある程度延ばしていきます。
塗り方
一箇所を濃くしてしまうと薄くするのは難しいので、広く、少しずつ色をつけていきます。ニスがかすれるかどうかぐらいの微量で上から触っていくようなイメージでニスをつけたら、ウェスの中でニスがあまりついていない部分を使って付いたニスをまんべんなく延ばしていきます。
木目の方向にウェスでなぞっていき、自然な色合いになるように加減を調整します。
塗り終わり
塗り終わった直後です。
1日経つとより自然な色みになります。
もとの状態に比べると全然違いますね。

