キャンプの楽しみと言えばキャンプファイヤー。バーベキューをしたり、焼き芋を焼いたり、火を囲んで夜遅くまで語りあったり…。それを自宅の庭で簡単にできたら、楽しいですよね? 広いお庭がある人限定ですが、とても簡単なファイヤーピットの作り方をご紹介したいと思います。
必要なもの
- レンガ、コンクリートブロックなど(耐火性のもの)
- 耐火性モルタル(必要な時のみ)
- グラベル、砂利
- シャベル
- 水平レベル
- 木のくい
- ロープ
- スプレーペイント
作り方
ロケーションを選ぶ
最初に、ファイヤーピットを作る場所を選びます。火を使うので、建造物からは少なくとも7~8mは離れた場所を選びます。また、木やフェンスなどからも離れた場所を選んでください。ファイヤーピットの大きさは直径約1m、高さは30㎝です。
アウトラインを地面に書く
ファイヤーピットの真ん中を決め、木くいを打ちます。ロープの端を木くいに巻きつけ、ぴんと張りながらスプレイペイントで半径50㎝(直径1m)の円を描きます。これがファイヤーピットのアウトラインとなります。
土を掘り下げる
描いた円の内側を4~5センチ掘り下げます。芝生や木の根などの燃えるもの、大きな石などを全て取り除きます。
レンガ(ブロック)で壁を作る
レンガやブロックで円形の側壁を作ります。水平レベルで傾きのないように注意しながら30㎝程の高さになるまで、積み重ねます。
中央にグラベルを敷き詰めれば出来上がりです。ファイヤーピットの外側にも砂利を敷いておくと、芝生や雑草が生えるのを防ぐことができます。
Enjoy!
ご近所さんをお招きして、火を囲んだパーティーをするのも良いですね。
耐火レンガ、ブロック
ファイヤーピットで使う素材は火に直接触れるため、耐火性のものを選んでください。耐火性のものでない場合は、何度か使用しているうちにひび割れを起こしてしまいます。耐火性のレンガやブロックは一般の園芸店では手に入りませんが、大規模なホームセンターなら揃えているところもあるかと思います。また少量からでもネットで注文をできるお店もあります。いろいろな色や形がありますが、写真のように扇形のものなら、円形のファイヤーピットを作るのにぴったりです。
耐火モルタル
高さのあまりないレンガを選ぶと、3層以上積み重ねる必要がでてきます。その場合は、レンガをモルタルで固定してください。アサヒキャスターなど、耐火性のモルタルを使用してください。

