庭に池を作っちゃおう! 一人でできる簡単な池作り♪

エクステリア(庭・外構・舗装)のリフォーム

まずはロケーション選び

池作りに大切なのはロケーション選びです。

庭用の蛇口からそれ程遠くなく、ホースで水入れができる距離であること。大雨の際に水が溢れないように、庭の中で低いエリアでないこと。排水パイプを取り付けるため、排水できるエリアまで近いこと。メダカなど魚を飼いたい場合は、夏場は適度に日陰があること、冬場は日当たりが良くなることも大切です。

今回は、直径が2メートルにも満たない小さな池作りを紹介します。カーポートの隣に空いていたスペースを選びました。このくらいの大きさならそれ程大きな庭でなくても、憧れの池のある生活が楽しめます! 

必要なもの

  • 穴掘り用の大きなシャベル
  • プールライナー(シートタイプ)
  • クッション材
  • PVCパイプ(排水用)
  • 田んぼの土
  • 縁石
  • 植栽

それから、やる気と体力です!

それでは作ってみましょう!

まず、最初は穴掘りです。

シャベルでひたすら掘ります。これが池作りで一番の重労働です! 腰を痛めないように、気を付けて下さいね。

穴は2段に掘ります。浅い部分は植栽のできる部分で、深さは約20センチ。小さな池ですので、中央部は40センチぐらいまで掘り下げれば十分です。

穴を掘り終わったら、形を整え大きな石ころなどは取り除きます。そしてクッション材、防水ライナーをひきます。

池から水があふれないよう、排水パイプも取り付けます。

これで、大雨が降っても池の水が淵からあふれ出ないようになります。排水先は、U字溝や駐車スペースなど、舗装されて一段低くなっているところがベストです。今回は隣のカーポートまでパイプを繋げます。水が流れる方向に軽く傾斜を付けて下さい。

植栽をする部分には土を入れます。水田用の土なら、水生植物の栽培にも適しています。

水を半分程まで入れて、浅い部分には水生植物を植えていきましょう。

睡蓮、ホテイアオイ、ショウブ、アヤメ、トクサ、パピルスなどがあります。大抵の水生植物は丈夫で育てやすいので、手入れも簡単です。あまりに繁殖しやすいものは、植木鉢に入れて沈めます。

仕上げは縁石

池のふちに、縁石を置いていきます。この縁石には、しっかりと防水シートを抑えこむという役割があります。余った部分はカッターで切り取りますが、いくらか余裕を持って大きめに切って、端は縁石の下に畳み込んでしまいましょう。

大小の石をうまく組み合わせて自然な感じに仕上げていきましょう。池の周りの植栽も、楽しくなりますよね。ポンプを使わない池なので、特に夏場は頻繁にホースで水を流し、水質を保ちましょう。小さな池ですが、メダカを飼うこともできますよ。

完成♪

いかがでしたか? 池は季節ごとにいろいろな表情を見せてくれます。池のある生活を、楽しんでください!

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