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漆喰の塗り方を解説♪ 壁紙の上からDIYで!

漆喰の塗り方

漆喰の塗り方教室に参加してきたので、そのレポートです。

用意するもの

漆喰はすでに溶かされているものがオススメです。
なぜなら粉の場合は専用の機械で水を混ぜて適切な粘性を出す必要があること、粉が舞うのでマスクをしたり室内を清掃したりする必要があるからです。

準備

まず漆喰を塗る壁面以外を完全に養生します。
壁の木枠、コンセントはもちろん漆喰が地面に落ちることもあるので床全体をビニールシートで覆うようにしましょう。
仮に漆喰が余計な面や床に付着しても固まる前に取り除き拭いてやれば大丈夫なのですが、しっかりと養生することは綺麗にぬるコツでもあります。

床はこのように完全に養生します。

最初の塗り

塗りは一度に仕上げるのではなく、コテを使って厚くなってしまったところをならしたり、薄くなったところ(はげてしまったところ)を塗ったり調整します。従って一番はじめは壁全体的に漆喰がある程度伸びてくれればOKという気持ちで大丈夫です。

右利きの場合は左手にコテ受けを、右手にコテを持ちます。あらかじめ漆喰をコテ受けに適量取り出しておいて、右手のコテで漆喰をすくってから壁に塗りつけますが、すくうときはコテ受けから漆喰が落ちないようにしながら、コテの縁のほうに漆喰が集まるようにします。

なぜなら実際に塗るときはコテを壁に対して立てて当てるので、このときに壁に対して当たった部分に漆喰が乗っていたほうがいいからです。

このように、コテ受けを壁に対して当てながらそのままコテで漆喰を押し当て、上から右のほうに流していくのが初心者にはオススメです。なぜならこのやり方だと漆喰を地面に落としてしまうことも少ないですし、実際に壁に接地するコテの立っている部分(画像ではコテの下半分)に漆喰がのるので、そのまま延ばしやすいからです。





ざっと、このように塗りました。実際は初めてだとこれだけ綺麗に塗るのは難しいですが、コテを何度も使って伸ばしたり、上塗りしたりするのでこの段階では表面が綺麗でなくとも心配はいりません。

重ねて塗る、均一にしていく

厚みのある部分、薄くなっている部分をならしていって、全体的に均一になるようにしていきます。
このとき縁の部分が塗りづらいと思いますが、厚く塗ってしまった部分をコテでならすとコテの隅に漆喰がついてくれるので、これを隅に当てるようにして塗ります。

左から右にコテを流すとコテの左部分に多めに塗ってしまった漆喰がついてくれます。これを壁の右の縁に塗りたいときはコテを180度回転させてやればコテに乗った漆喰を縁に当てることができます。

このように、壁の縁が難しいのですが、根気よく均していきましょう。均したときの漆喰の厚みは3mm程度と言われていますが、下地が透けて見えるのは薄い状態なので、それより少し厚いくらいが目安です。

仕上げ

漆喰の醍醐味は仕上げたときの模様にあります。

扇型

扇型にするのは難易度が高いのですが、コテの直角の部分で円を描くようにします。

扇型を作るときはあらかじめ漆喰を厚めに塗ったほうがよいとのこと。

ランダムな感じに

塗るときは少しコテを立てて壁に当てていましたが、コテをぺたっと漆喰に当ててそのまま引き伸ばすようにすると漆喰にまだらな模様を作ることができます。

これは少し汚く見えますが、技量以上にまだらな美しさをどう出すかというセンスが問われるようです。

ハケやブラシで

表面をコテで均し、ハケ・コテを使って線を入れる仕上げです。

これは素人でも比較的いい見た目になるのでオススメです。
横に直線上に引くのではなく、ブラシで円を描くなど、こちらも面白い見た目に仕上げることができます。

まっさらに、均等に

プロの方に見せていただいたまっさらな仕上げです。
ただ、実際にやって分かるのはこのような仕上げはかなり技術が求められるので、なかなか難しいかと思います。

コテ

コテには想像以上に種類があり、職人さんに見せていただいたこれらのコテは全て違うもので使い分けているそう。

このくらいのコテがあればとりあえず安心ということでした。サイズではなく形状によって上半分が丸くなっているものもあります。仕上げのようにキズをつけたくないときはこちらのほうがコテの跡を目立たなくすることができるということです。

漆喰を剥がすには?

漆喰は剥がすのは意外と大変だそうです。壁紙の上から漆喰を塗る場合はうまくすれば壁紙ごと剥がしてしまえば簡単にもとに戻せます。ただしこのとき下地処理でタッカーで壁紙を止めているとそのやり方もできません。従って数年以内に原状回復の必要がある物件では漆喰を塗るべきでないか、塗るとしてもタッカーでとめていない壁紙の上から塗ることが推奨されます。

そのほか

やはりプロの技量は素人とは全く違うので自分でプロと同じ仕上げを目指そうというのは無謀です。
素人でも手作り感が出てよい場所や、例えば仕上げ時に家族の手形を残したり、アクセサリーを壁に埋め込んだりして楽しめるのがDIYの面白みでしょう。

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