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【初心者大工必見】道具はこの順番で揃える!電動工具編

対象読者職人さん

はじめに

大工を始めて少し経つと、道具が欲しくなりますね。
「でも、一体どの順番で道具を揃えたらいいんだろう。」
私が工務店で修行をしていた頃、周りには中堅大工がおらず、皆ベテランだったので悩みました。

そこで、今回は、電動工具を揃える際のお勧め順を記載していきます。

電動工具

今回は購入お勧め順に予算を含め記載していきます。

1.インパクトドライバー【予算:2〜4万円】

やはり、一番最初に購入すべきはインパクトドライバーですね。一般的には18Vがお勧めですが、力の弱い女性の方などは14.4Vが良いかもしれません。実際に試してみて購入するのが良いでしょう。

手動工具編記載のプラス・マイナスドライバーと同様、電動においてもプラス・マイナスそれぞれ1〜2のビットをインパクトと共に購入しておくのが良いでしょう。
また、インパクト用のキリ(ネジの下穴用)を最低1つ購入しておくと良いでしょう。

2.丸ノコ【予算:2万円】

これは造作を行う大工さんは必須ですね。併せてトンボ(付属している場合が多い)を購入したり、直線定規を作っておくといいでしょう。
また、使用の際は軍手や防塵メガネをするのがお勧めです。昔ながらの大工さんの中には使用しない方もいますが、コンパネや集成材に含まれる接着剤にはホムテアルテヒドが含まれる場合があり、手に棘が刺さったり、木屑が目に入ったりすることはできるだけ避けましょう。

3.スライド【予算:4〜6万円】

角材を切る場合は必須と言えます。
床や壁の下地を作る予定の大工さんはこのタイミングで購入しておきましょう。角材をそれほど切る予定のない方は特段購入の必要はありません。

4.コンプレッサー・ホース・フィニッシュ・エアー【予算:10〜20万円】

コンプレッサーがあれば、かなり仕事の幅が広がります。例えば、1〜3の電動工具とコンプレッサーがあれば、壁だけでなく、天井や床も素早く仕上げまで行うことができるようになります。
しかし、コンプレッサーは本体価格が高いだけでなく、付帯品であるホースやフィニッシュ、エアータッカー等を一緒に買わなければ使用できないため、全て揃えると10万円では足りません。

個人の仕事がないようであれば、当面は個人のものは買わずに会社のものを使用して、個人の仕事が出てきたら使用頻度の高い

  • ホース(5,000円程度)
  • スティック釘打ち(20,000円程度)
  • エアー(1,500円)

から揃え、当面はコンプレッサー本体は暫く必要な現場の度にレンタル(週1.5万円程度)、お金が貯まったらコンプレッサー(8万円程度)も購入する、という順番をお勧めします。

その際、製品は全て高圧用で揃えておきましょう。コンプレッサーには低圧と高圧がありますが、反発が少なく耐久性の高い高圧が現在は一般的です。現在、売られている新品製品はほとんど全てが高圧です。

5.レーザー【予算:5〜10万円】

床を作る、柱を立てる等する場合は必要なため、個人の仕事を受ける方はこれくらい高い優先順位で購入した方が良いと思いますが、会社にいる間は特に自分のものは購入の必要はありませんので、会社のもので練習しておきましょう。

6.ジグソー【予算:0.8〜2万円】

曲線や細かい造作をする際には必須です。丸ノコ等で大まかな造作を行った後に細かな造作をします。例えば、キッチンカウンター全体は丸ノコで作り、カウンターのシンクの穴はジグソーで空けます。

7.サンダー(ディスクグラインダー)【予算:0.5〜1万円】

タイル貼り(タイル切断)や左官の研ぎ出しを行う方は必要ですが、大工のみであればこの段階では必要ないでしょう。

8.電気鉋(かんな)【予算:1〜2万円】

木材を製材したり、材料の厚みを変えたりする際に、これが有ると格段に効率が上がります。手で使用する鉋よりも細かい調整は効きませんが、大まかな調整、例えば「床の下地の一部が3mm高く、削りたい」といった際には、圧倒的に便利です。

9.サンダー【予算:0.5〜1万円】

紙やすりを使用するタイプの、仕上げ用のサンダーです。無垢フローリングを貼り終わった後や、直接手が触れる場所の仕上げに使用します。

10.その他必要に応じて購入するもの

カットソー

カットソーは細かい切断を様々な角度か様々な幅の種類の刃を使用して行う事ができます。リノベーションのように既に設置されている材料を取り外さずに一部切り取る場合は1つあると重宝するでしょう。

はつり

はつりは解体を行う方は必要ですね。必要に応じて購入しましょう。

道具を安く揃えるには?

大きい建材屋(金物屋)で購入する

メーカーは大量に販売してくれる店を優遇します。
職人がよく行く建材屋(金物屋)であれば安く購入できるだけでなく、故障の際もメーカー保障が手厚くなるので、先輩職人にいつも道具を買っている店を聞いて行きましょう。

インターネットで購入する

中古は状態が詳しく分からない上、返品不可だったりするため、お勧めしません。
ヤフオクでも新品で安く取り扱っている業者もいるので、出品者の評価を確認して購入するのであればお勧めです。

最後に

電動工具があれば、ある程度の技術もカバーできます。
もし少しでも早く独立を目指すのであれば、少しずつでも道具を集めていきましょう。

執筆者





一人親方として大工仕事を行う傍ら、廃墟を購入し住み込んで理想の家を作るなどしている。




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