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レーザー墨出し器の使い方を解説 簡単に墨出しを測る方法

はじめに

電気系工事や大工系工事など、様々な工事シーンで活用される工具の1つに「レーザー墨だし器」があります。非常に便利な工具ですが、誤った使い方をしてしまうと、設備に不具合が生じてしまいます。正しい使用方法を覚えて、正確な工事を努めましょう。





そもそも「墨出し」とは?

「墨出し」とは、「工事中に必要な線や位置などを床や壁などに表示する作業」のことです。
施工する建築物や設備を水平や芯だしを行うためのもので、非常に重要な作業となります。

墨出しとは、工事中に必要な線や位置などを床や壁などに表示する作業。大工さんが墨つぼを用いて墨で表示することから、「墨出し」と言われています。墨には、水平を出すために壁面に出される「陸墨(ろくずみ)」、柱や壁の心の位置を示す「心墨(しんずみ)」、構造心や仕上げ面などから一定の距離を離したところ出す「返り墨」や「逃げ墨」などがあります。

住宅建築専門用語辞典

使用する上での注意事項

レーザーの光を目に入れない!

レーザー墨出し器を使用する上で絶対に守らなければならないことは「レーザーを覗きこんではならない」ということです。レーザー墨出し器のレーザー光は非常に強い光を放っており、目を傷める原因となりますので、周囲も配慮して作業を行ってください。

丁寧に扱いましょう!

レーザー墨出し器は作りが非常に精巧なため、転倒や落下させた際には故障してしまいます。転倒などのトラブルに配慮し、作業が終わったら片付けるようにしましょう!

墨出しレーザー器の配置方法

レーザー墨出し器は「地面に直接配置する」使い方と「三脚をつけて配置する」使い方の2つがあります。これらは引きたい基準線の位置に合わせて選択してください。

使用方法

レーザー墨出し器と三脚を接続する

レーザー墨出し器と三脚側にそれぞれオスとメスの接合部があります。そこを合わせた状態で、ビスと同じ方向に回すと接続できます。

三脚を立てた状態で墨出しレーザー器を回すと接続しやすいです。

三脚をレーザーを当てる場所から2メートルほど離れて配置する。

レーザーを当てる場所からあまり近いと、作業がしづらくなる恐れがありますので2メートルくらいが良いでしょう。

レーザーを当てる高さを調整する。

「三脚の足を延ばす」方法と「レーザー取り付け部の高さを上げる」方法で高さ調整が可能です。

こちらは「三脚の足を延ばす」方法です。カメラなどの三脚などと同様脚ロックで固定されていますので、それを解除すれば脚が伸びます。
ただし極端に三本の脚の長さが異なると、後に水平が出せなくなりますので注意して下さい。

こちらは「レーザー取り付け部の高さを上げる」方法です。持っているハンドルを回すことでレーザー取り付け部が上昇しますので、それで高さを調整します。

レーザーが水平になるように微調整をする。

レーザーの高さ調整が完了したら次は水平になるよう調整しましょう。本工程はレーザー墨出し器を使用する上で非常に重要です。
レーザー墨出し器には水平器があり、それをもとに各部を調整します。

写真中央の黄色部分が水平器です。水平器に丸い線と気泡があるのがわかりますか?この丸い線の中央に気泡を位置するようにすることで水平が出せるという仕組みです。
この写真はダメな例で、丸い線と気泡が重なっているために水平状態になっていないです。

この写真は良い例です。丸い線と気泡が重なることなく設置できています。この状態に水平器が示すように調整して下さい。

微調整をする際には三脚の一番下にある石突き部分を回して水平を調整することができます。

レーザーを射影する

まずは本体主電源を入れましょう。





本体主電源はレーザー横にスイッチがありますのでそれをONにしてください。

「ライン選択」ボタンをすればレーザー射影されます。
使用するレーザー墨出し器によって表記が異なる場合がありますので注意して下さい。

このボタンを何度も押下することで水平線、垂直線、水平線と垂直線と射影パターンが選択できるので、用途にあわせて射影方法を選択して下さい。

三脚を使用しない場合の水平を出す方法

低いところに水平を出す場合はレーザー墨出し器を直接地面に配置する方法が有効です。

その場合は、レーザー墨出し器の脚を回すことで水平を調整することができます。

いかがでしたか?墨出しを正確に行うための事前知識としてこれらは重要な知識です。現場で戸惑わないように是非覚えておいてください!

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