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巾木(はばき)とは何か 目的や種類、取付価格の費用相場について

巾木(はばき)とは?

巾木とは住宅の壁・床の間を仕切る、木製または軟質ビニル製の見切り材です。

家の構造上、床と壁の連続面に歪(ひずみ)がある場合、クロスやクッションフロアの端に隙間ができたり、収まりが悪くなる場合が多々あります。巾木を付けて壁と床を不連続にすることで、それぞれの建材の収まりが悪い部分を隠す効果があります。

また、クロスの下端は足元に近く家具や掃除機がぶつかったり衝撃を受けやすいので、下から剥がれないように衝撃から保護する効果もあります。

施工費用の相場目安

こちらがだいたいの巾木の施工費用になります。
巾木の取り付け自体はかなり簡単な部類の作業なので、作業費用自体が高額になることはありません。ただ材質によって値幅があります。

価格
ソフト巾木 1枚あたり200円から500
木巾木 1mあたり600から1,000

6帖では縦・横の合計で14m程度を見ておくとよいでしょう。
したがってソフト巾木が3,000円から7,000程度、木巾木が10,000円前後が適正価格です。

巾木は取り替える必要があるの?

床の張替えの場合巾木はどうしても貼り替えなければいけません。が、クロスの貼り替えの場合は木巾木は貼り替えないことも多く、ソフト巾木もその上で切って残すこともできます。

リフォーム店の在庫品なら安くなる

業者は数十枚のセットで購入していることが多いので、一般的なカラーの巾木であれば在庫品を使えます。そのためソフト巾木も在庫品なら追加費用無しというケースも多いです。

ちょっと濃い、明かり色惚ける、白はオススメ、

廻り縁・巾木の工事が発生するのはたいていクロスや床のリフォームの際なので、そちらに基本料金として施工費は含まれていることもあります。

巾木の種類

ソフト巾木

ソフト巾木またはビニール巾木は軟質ビニル製の巾木で、薄くて曲げられるのが特徴です。施工は速乾接着剤を使うだけで比較的簡単です。出隅では切ってつなげ、入隅では曲げてそのまま貼ることができます。

入隅で切る理由

入隅で切るのは入隅に対して湾曲した巾木をきっちり付けるのが難しく、時間が経つと角が丸くなるからです。

木巾木(もくはばき)

木巾木は木製で厚みがあるのが特徴です。施工には木工ボンドとガスタッカーを併用することが多いです。
当然木巾木は曲げることができないので、梁の部分では角が綺麗に接するように計算して45度に切ったり、角に同じ色のキャップを取り付けるのが一般的です。

木巾木

木巾木の切れ目の角にキャップを付けています。このキャップも木巾木の色・木目に合わせてダイノックシートを貼っているので少し手間がかかっています。

フローリングのように木巾木は壁・間取りに合わせてノコで切って加工するので、ソフト巾木よりも時間・手間がかかります

その他にもアルミ・ステンレスや石、タイルの巾木もあります。

巾木の選び方

説明したとおりソフト巾木・木巾木という2つに別れ、さらに色や幅(高さ)、材質によるバリエーションがあります。

トイレのように水はねや湿気が多い場所では木巾木よりソフト巾木のほうが耐水性が高いので推奨されます。

床と同じ色にする

一般的なセオリーでは床と同じ色にするのが無難で、視覚的に床を広く見せる効果があります。

床材に合わせる場合、床材がフローリングなら同じ木目調の木巾木クッションフロアなら黒かグレーのソフト巾木が多いです。

廻り縁や天井と合わせてすっきりと見せる

巾木サンプル

天井・廻り縁と巾木の色を白で統一して、壁・床と対照的にした例。

巾木が強調される分、デザイン的には少し攻めている感じがあります。写真のように全体の内装や家具、照明などと統一感を持って強調されたデザインだとかっこいいですが、下手をすると巾木だけがやけに目立って不自然だったり狭さを感じる部屋になります。

実際の選び方

リフォーム店に依頼して壁や床を貼り替えてもらうと必然的に巾木も新規に取り付けになります。
特に希望がなければ通常の施工会社の場合は無難な色合いのものを選んでくれます。

建築デザイナーといった専門職の人でなくても職人さんやプランナーさんでもたいていの場合、十分なアドバイスがもらえるかと思います。カタログの見た目と施工後の見た目は印象が違うことも多いので、自信がなければプロに希望を伝えたうえで任せるのが良いでしょう。

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