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壁紙・クロスの補修方法 切り貼り・画鋲跡・汚れを隠す

どうしても落ちないクロス(壁紙)の汚れや画鋲の穴、破れなどを補修する方法です。10cm四方程度のクロスを用意して補修箇所だけを貼り替えます。全て貼り替えるよりコストも安く、意外と跡もわからなくなります
賃貸の原状回復の際にも最小限のコストで元通りにする方法として重宝されます。

部分的に切り貼りする方法

補修箇所

汚れ

どうしても取れないインクのような汚れがあります。目立っているのでこの部分だけ切り貼りして補修してみます。

このほか、画鋲のあと破れた箇所穴が開いた部分もこのように部分的に補修できます。
ただし穴が下地のボード(石膏ボード)にも開いていたら先にボードの穴を埋める必要があります。

石膏ボードの補修 石膏パテを下塗り・仕上げ塗りで仕上げる

丸く繰り抜かれた石膏ボードを石膏パテで元通り補修する方法を解説しています。電気工事などで電気屋さんが壁や天井に穴を開けたあと、それを内装屋さんがもとに戻す際の方法です。

石膏ボードの補修 石膏パテを下塗り・仕上げ塗りで仕上げる
2015/08/12 15:22

補修に使うクロスを用意

補修に使うクロスを用意します。例えば原状回復で一部の壁は貼り替え、細かい汚れは補修で済ませるときには貼り替えで剥がしたクロスの端材を使います。
また、量産品クロス(この写真のような無地のクロス)なら似たものが必ずあるのでそれを用意してもOKです。

端材のほうが目立たない

他から剥がした端材のほうが表面の焼け具合が近いので目立ちづらいです。

まずすっぽり補修箇所を覆うだけの大きさにカットします。

ハサミできる

少しずつハサミで切ります。ある程度大雑把で構いません。

カットしたあと

補修箇所が隠れるくらいの大きさになりました。

テープを貼る

カッターを入れる前に切る部分に目印として縦と横にマスキングテープを貼ります。

縦横にマスキングテープを貼る

このテープの真ん中をまっすぐに切ることになります。

テープは4本でなくどちらかの縦横2本でOKです。

糊を付ける

用意したクロスに糊を付けます。

機械から糊付け

機械があるので芯にクロス片を当てて糊を付けます。
もちろん刷毛で塗っても構いません。

クロスを重ね切りする

テープに合わせる

糊付けしたクロスをテープの上に乗せます。

重ね切りする

地ベラを定規にしてマスキングテープの中心を通るようにクロス片を縦に下地ごと切ります。

そのまま横も

切ったクロスが動かないように注意して、横方向にも切ります。

下地が長方形に切れているとベストなので頂点を合わせるように切る(横や縦にはみ出さないように切る)ほうがいいでしょう。

下地を剥がす

これで下地に2辺切れ目が入ったので、下地を少し剥がせるようになります。

表面のクロスを剥がす

材料のクロスを剥がして、カッターが入った下地の角を刃で起こして剥がしていきます。

剥がしたあと

このくらい剥がせばひとまずOKです。重要なのは右上の角が直角に剥がれていることです。

もう一度材料を重ねる

直角に切ってある下地に合わせて材料を重ねます。

赤く囲んだ所

赤く囲んだ所が上からクロスを合わせていった箇所です。
なるべくぴったり合わせます。

残りの二辺を切る

残りの縦

残る二辺を切っていきます。糊がついていますがまだ動くので、下のクロスがずれないように地ベラで固定してください。

剥がす

貼ったクロスを再度剥がして、下地の対角の剥がれていない部分を剥がします。

コーキングを塗る

下地がカッターで切れているので、このまま貼ると継ぎ目が後から割れて目立ちます。そこでコーキングを少し塗っておくことで継ぎ目の接着度を高め、割れにくくなります。

このぐらい周囲に

コーキングはこのように接着剤・補強剤としても使えます。
あとで表面に多少にじむのでクロスと同じ色のコーキングを使います。

貼り付ける

工程がいろいろありましたがこれで最後です。これが本番の貼りになります。

重ねる

もう一度さきほど切った材料を切った位置に左右上下に注意し戻します。

きれいな雑巾で押さえる

きれいな雑巾で上から継ぎ目を押さえ、にじみ出たコーキングを拭き取ります。

ローラーで押さえる

最後にローラーで押さえます。

完成

これで完成です。

見えない

どうでしょうか? 言われればなんとなく長方形に貼ったような感じもしますが、言われなければわからないレベルかと思います。補修としては十分です。

かなり小さなシミや汚れ

次に切り貼りせず、コーキングでうまく汚れを隠す方法を紹介します。

このぐらいの小さなシミ

対象はこの1円玉くらいの小さな汚れ・シミです。このぐらいであればコーキングで隠すのが簡単です。

コーキングでちょんちょんと塗る

ベッタリ塗ると目立つので、点を重ねていくイメージで少しずつ、クロスの模様・凹凸を再現するように塗っていきます。

ちょんちょんと塗る

ベッタリ塗ると壁に光が射したとき、光沢感が違うので補修箇所がはっきりわかってしまいます。
少し塗っては指や布で上からぼかしてください

このぐらいで完成です。

完成

どこが補修箇所か分かりますか? コーキングが乾くまで10分程度壁に触れないように注意してください。

他の補修方法

一般的なクロス補修方法はこのように切り貼りするか、上からコーキングを塗る方法に大別されます。
後者のほうが手軽ですし、最近では補修用の塗料も販売されていますが、本物のクロスと微妙に色が違ったり光の射し加減で目立つので、大きく補修したい場合は切り貼りしたほうがいいでしょう。

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