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クロスの割れ・継ぎ目を補修する

クロスの割れ・継ぎ目の補修方法についてまとめました。糊を注射器で注入してコーキングする流れになります。継ぎ目は目立つと見栄えが悪いので施工でクレームになりやすい箇所です。

また、施工時でなくとも月日が経つと継ぎ目が空いて目立つようになります。

施工後に継ぎ目が割れる原因

クロスの張替えが済んでから数日経つと突きつけたクロスが割れて空きができることがあります。

クロスの継ぎ目

乾いてからクロスの継ぎ目が目立つようになった例

張り付け時、糊を吸ったクロスは体積が膨張します。この状態で壁に張ると、時間が経って糊に含まれる水分が蒸発したときにクロスが縮みます。そのため張付けの時点で多少気泡が入っても数日経つとピンと張って目立たなくなります。
この副作用として体積が小さくなることで隣接するクロス同士が離れて微妙な空きになってしまうとこのように継ぎ目が目立ってしまいます。

大きいものだと張り直し、小さいものであれば糊の注入とコーキングで対応します。

糊の注入

注射器で糊を射す

注射器にクロス用の糊を入れてクロスの継ぎ目部分からそっと注入します。このとき糊を薄める必要はなく、薄めてはいけません。

糊はサラサラではないので入れ過ぎるとブヨブヨになってしまいます。適量を少しずつ射すようにします。

注射器で糊を注入

ちなみにこの注射器はクロス表面の浮いてしまった箇所にも差し込んで使うことができます。継ぎ目の場合は継ぎ目から針を入れますが、表面の浮きにはクロスに刺して針を挿入します。

クロス表面の浮きを補修

ローラーでしごく

適量注入したら継ぎ目部分を圧着させるためローラーで継ぎ目をしごきます。

下がしごき終わった状態です。まだ継ぎ目の部分が少し目立ちます。

継ぎ目の状態

はみ出た糊はそのままにするとカビの原因になるのでウェスで拭き取ります。

コーキングする

ジョイントコークを塗って微妙な隙間を埋めます。隙間からはみ出たり曲がらないように左手で地ベラを当ててこれに沿って塗ります。

ジョイントコークを塗る

ジョイントコークを塗った直後です。少しコーキングが目立っているのでウェスで拭きとって均しつつ、拭きすぎたらまたコーキングするといった具合に微調整していきます。

塗った後

仕上がり

これで補修完了です。だいぶ目立たなくなりました。どこが継ぎ目だったか分かりますか?

仕上がり

ズームします。

仕上がり2

丸で囲みました。

仕上がり3

これなら言われてもなかなか気づかないでしょう。今回はクロスの色が白かったので白いコーキングでしたが、色があるもの、柄物のクロスではクロスの色にあったコーキングを塗ってください。

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