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外壁の小傷をかんたんに補修する方法

はじめに

外壁に取り付けていた雨水用の排水パイプやその他の部材を取り外すと、外壁に固定用ビスの穴が残ったりします。
これらをそのままにしておくと見た目が悪いので、10分でできる補修をして見た目を綺麗にしましょう!

準備するもの

補修用コテ

今回はガスコテを使用しました。ガスコテとは補修用コテの一種で、熱で補修材を溶かすためのものです。コテは使用する際、先端部分を触らぬよう注意して下さい。コテの先端はかなり高温になり、やけどします。

ガス式以外には電気式もあり、使用する場所によって使い分けることをおすすめします。
今回の補修では、場所が外で電源の取り回しが面倒であることや持ち合わせの都合上ガス式を選択しました。ガスコテは取り回しが楽ですが、ガスを使用前に都度充填しないといけないので施工準備の際に忘れずに行いましょう。

ヘラ

補修材を削りとり慣らすために使用します。ビス穴程度の補修面積であればあまり大きいものは必要ありません。

スティック充填材(ハードワックス)

「ハードワックス」とは建材補修をするための充填材で、内装や設備のリペアにもよく使用されます。
今回の補修では窯業系サイディングでレンガ調に合わせるため、黒茶系と白系のハードワックス二つを用意しました。

溶かしたハードワックスのせる台紙

今回は使用済みのサンドペーパーを使用します。厚紙程度の丈夫さがある台紙であればなんでも構いません。

補修開始

それでは補修手順を紹介していきます!

今回の補修はこのようなビス穴になります。

必要なハードワックスを削り取る

初めにコテに熱を入れて、ハードワックスを使用量だけ削り取りましょう。

削り取ったハードワックスを台紙の上で混ぜる。

複数のハードワックスを使用しない場合はこの工程は必要ありません。
削ったら台紙の上でコネて、トロみが出るまでコテで混ぜてください。もしも補修箇所の周りに合わせて調色が必要な場合はこのタイミングで行いましょう。
ハードワックスは熱を入れていないと約1分程度で硬化しますので、この作業は補修直前に行わなければなりません。
ですが、もしも硬化してしまったら再度熱を加えてあげれば溶けますので、調色しながら補修しやすい硬さに調整してください。

補修材を入れる

次に補修箇所にトロみがでたハードワックスを入れましょう。
液状になるまで熱を加えてしまうと補修する際にハードワックスを補修箇所に流し込めないので注意してください。

補修しない外壁の面と面一(ツライチ)より少し多い程度を目安にしてください。

ヘラでハードワックスを慣らす

次に余分なハードワックスをヘラで削ぎ落としましょう。
今回補修する外壁はレンガ調のサインディングでしたので、もともと凹凸があります。なのであえて面を出すようには使用せずに、余分なワックスを削ぐ程度にしました。
もしも硬化が進んでヘラでは削ぎ落とせない場合はサンドペーパー(600番手程度)を使用して、周囲と慣らして下さい。

最終調整

入れたハードワックスの見栄えを調整しましょう。
今回の補修ではハードワックスの淵部分に凹凸がないように微調整するのと、あえてガスコテの先端で窪みを付け、柄を周りとなじませるようにしました。

以上で完成です!

今回の補修で修正できるのはあくまでもビス穴補修程度の非常に小さな補修のみですので、あまりにも大きな外壁補修をしなければならない場合は他の手段を選択して下さい。

作業自体は簡単で、今回の補修した工具・部材はリペアキットとして3000円程度で販売されています。
また、上記で紹介した手順は内装系の建材や設備にも応用できるため、覚えておいて損はありません!