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【動画あり】マンションのクッションフロアの貼り替え

賃貸マンションのクッションフロアを貼り替えました。前回に引き続き、今回は接着剤を床に塗り貼り付けます。継ぎ目はシームシーラーでつなげて、ソフト巾木を貼りました。

前半部はこちら

【動画あり】クッションフロアの貼り方 糊のひき方

賃貸マンションでのクッションフロアの貼り方を解説しています。今あるクッションフロアが下地として綺麗だったので、そのまま上に貼る方法を紹介します(重ね張り工法)。重なった繋ぎ目の処理、壁際の切り方、接着剤の延ばし方などを解説しています。

【動画あり】クッションフロアの貼り方 糊のひき方
2015/11/12 14:43

接着剤を延ばす

仮置きする

あらかじめ仮置きしてカットしてあるクッションフロアの半分を折りたたみ、重ねておきます。

クッションフロアの接着剤を延ばす

部屋の端から接着剤を延ばしていきます。
接着剤の容器からある程度の量を床下地に出して延ばしていきます。

接着剤を延ばすのにはクシベラという、先がギザギザになったヘラが便利です。今回はクシの目が細かいものを使っています。

壁際はクシを立てる

壁際はクッションフロアが剥がれやすい箇所なので、ヘラを立てて入念に塗ります。

クッションフロアを置いていく

ムラなく塗ったら片方のクッションフロアから貼っていきます。

片方を貼る

クッションフロアの縁を両手で持ちながら、クッションフロアの上に乗って慎重に歩いてシワを作らないようにそっと置いていきます。

壁際のクッションフロアを置く

反対側も同様に下地に接着剤を延ばし、材料を貼ります。壁際の形に切っているので、壁と形が合うように調整しながら置きます。

エア抜き

クッションフロアのしごき棒

しごき棒を使って上からクッションフロアを圧着させます。しごき棒は角材に布を巻きつけたようなものでも代用できます。

中央から壁際に向けてしっかり押し付けてください。

反対側も同様に

2枚のCFのそれぞれを半分貼り終えたら今度はまだ貼っていない反対側を貼ります。要領は今と同じです。時間を置いて片側が接着するのを待つ必要はありません。

反対側のクッションフロアをはりつける

まだ糊がひかれていない半分を起こします。

床糊が余った時

接着剤を容器に戻す

床にひいた糊が余ったら、ヘラで糊を掬いあげて容器に戻してください。

ただし下地が悪くて糊にゴミが混入しているならそのまま廃棄します。

配管に合わせて切る

配管や柱がある場合、パイプの通りにくり抜く必要がありますがまずは切り込みを一つ入れパイプを挟み込むようにして、切り込みを細かく増やしていきます。

細かく切れ込みを作ります

コツは細かく切っていくこと、少しずつ切った材料を障害物の形状になじませていくことです

配管のまわりの三角形を落としていきます。

切れ込みを切っていきます

切り落とす際、刃を横から水平に入れてしまうと微妙に切りすぎてしまいます。刃は垂直に上から下に入れます。

壁際をパーキリで切る

パーキリ(フロアカッター)は床と壁に押し当てて際に沿って綺麗にクッションフロアを来ることができる道具です。

パーキリ

ちなみになぜ「パーキリ」と言うのか職人さんに聞いてみましたが、「(頭が)パーでも切れるから」という嘘か本当かよくわからない俗説があるようです。

クッションフロアをパーキリで切る

パーキリの角に刃があるので、壁と床の角をしごくようにすーっと当てると切れるわけです。

パーキリがないときは定規や地ベラを当てて通常のカッターを使うことで代用できます。
細かい面はミニベラなどを使ってカッターで切ります。

重なった部分を切る

壁際を収めたら中央のCFが重なった部分を切りますが、重なった上と下のクッションフロアをどちらも切ります。そのため重なった箇所の中央部分を切っていきます。

重なった部分を切る

クロスの重ね張りと同様です。

クッションフロアの切れ端を抜き取る

上のクッションフロア、下のクッションフロアが切れて2本の切れ端ができるので、下は少しめくってどちらも抜き取ります。

あとは継ぎ目の部分をヘラやローラーなどで圧着させます。

継ぎ目を圧着させる

CFのクシとクシがちょうど合わさるようにします。もし材料が重なって段差になっていたら段差を下ろして圧着してください。

継ぎ目

どうでしょうか。ただちょうどに重ね切りして合わせただけなのにほとんど継ぎ目がわかりません。

シームシーラーで2枚を固定する

シームシーラーは大変強力な接着剤なので、2枚のクッションフロアが完全に密着します。

シームシーラーを塗る

上から継ぎ目に合わせてすーっと線になるように塗ります。

シームシーラーを塗った後

シームシーラーを塗ることで光沢が出るので継ぎ目は逆に目立ってしまいますが、ここからめくれ上がったり時間が経って継ぎ目が開いてくることはなくなります。

巾木を貼る

ソフト巾木に接着剤を塗る

巾木に接着剤

この接着剤は塗ってから数分程度時間が経ったほうが粘着性がよく、時間が経っても大丈夫なものなのであらかじめ塗ることができます。全体にまんべんなく塗ります。

壁の端から巾木を貼りますが、入隅では巾木を切って、出隅はそのままつながるように貼ります
入隅は内側に90度(内角が90度)の部屋の隅で、ここをつなげると巾木がもとの直線上の形に戻ろうとする力で隅が剥がれやすくなります。したがって入隅には切った巾木の継ぎ目が来るようにします。

一方出隅は手前が270度(外角が90度)の部屋の角で、ここは切る必要がありません。逆に切ると巾木の切れ目が目立って、剥がれる原因になる恐れがあります。

出隅でバーナーで巾木を曲げる

出隅で巾木を曲げる際にバーナーを使い曲がりやすくしています。

ローラーで巾木を圧着させる

あとはローラーで圧着させます。

巾木を切る

壁の端で、巾木を切る必要がある場合は写真のようにして切る箇所にカッターで目印をつけます。

やや長めにとるようにして切って貼り付けることで巾木どうしのつなぎ目が目立たなくなり剥がれにくくなります。短く切ると隙間が空き、そこから剥がれてしまいます。

完成

張替え後

これで貼り替えが終わりました。

いかがでしたか。張り替えること、糊をひく方法などは大して難しくはなかったかと思います。

クッションフロアの張替え作業で難しい点があるなら、柄や材料をどのように割り付ける(配置する)かです。
例えばCFにはフローリングのように木目の溝があるような種類がありますが、これを貼る際に端で木目の幅が極端に狭かったり、全体でアンバランスになっていると見た目におかしくなります。

床の施工全般に言えることですが、部屋の間取りや壁際の梁などで難易度が変わってくるので、初心者の方はシンプルな長方形側のお部屋から始めるといいでしょう。

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