に公開(に編集)
サムネイル画像

初心者・大家さん必見! クロス・壁紙の張り方(貼り方)

クロスの張替え基礎知識

プロにとっては作業工程のそれぞれで深い知識と経験が必要なのですべてを簡単に説明することはできませんが、施工の一連の流れは以下のようになります。工程ごとにより詳しい記事があるので必要に応じて参照してください。

クロスの種類について クロス貼り替えの基礎知識

クロス貼り替えに必要な情報をまとめています。今回は基礎知識として、貼り替え前に知っておくべきクロスの種類(ビニールクロス、布クロス、量産品、一般品など)と壁の部位ごとの名称です。

クロスの種類について  クロス貼り替えの基礎知識
2015/11/04 02:51

必要な壁紙の目安

場所 天井
トイレ 約2m 約12m
洗面所 約4m 約18m
4.5畳 約8.5m 約25m
6畳 約12m 約28m
8畳 約16m 約33m
10畳 約20m 約40m

壁紙の幅を90cmと計算して、お部屋の高さから窓や扉の高さを除いた長さ+5cmを切り出します。
5cmは切りしろで、天井の場合は10cm程度余裕を持っておくと良いです。
柄やデザインのあるクロスの場合は柄合わせという作業が必要になるためロス率がさらに高くなる点にも注意してください。

資材・工具

  • バケツ
  • 雑巾
  • 脚立
  • メジャー
  • ステンレス地ベラ
  • 撫でハケ
  • ジョイントローラー
  • カッター
  • ジョイントコーク
  • 竹ヘラ

【壁紙張り替えで必要な道具】 クロス職人さんの腰袋の中身

クロス職人は腰袋という道具を入れるウェストバッグを使います。腰袋に工具一式を入れておくことで、脚立に乗って高い場所で作業するときもいちいち工具を取りに降りる必要がありません。腰袋の中にどのような工具を入れているかを紹介します。

【壁紙張り替えで必要な道具】 クロス職人さんの腰袋の中身
2015/11/08 21:17

張る準備

綺麗に貼るコツはコンセントのプレートやカーテンレールなど、外せるものは全て外すことです。
家具なども他の部屋に移動させ、床に糊がつかないように養生(マスキング)しましょう。

壁紙を剥がす

剥がしている様子

今貼ってある壁紙をはがします。壁紙の継ぎ目がはっきりわかる場合には、そこからめくるようにはがします。
剥がすと薄い裏紙が壁に張り付いて残ります。裏紙を綺麗に残すように剥がしてください。

クロスの剥がし方と下地処理の方法を解説

クロスの貼り替えを解説しています。今回は剥がしと下地処理についてです。パテの処理が甘いとクロスを貼ったとき、表面に微妙な線や凹み、段差ができてしまいます。

クロスの剥がし方と下地処理の方法を解説
2015/11/03 22:32

下地処理

下地処理には 下塗り仕上げ の2種類があります。壁材(下地基材)が光沢のある合板やプラスチックの場合には、下塗りという下地処理を行ってから仕上げを行います。

下塗り

ツルツルした面に対して直接仕上げのパテを塗ってしまうとパテが剥がれることがあるので、下塗りは仕上げ用パテと壁材をつなぐ役目を持っています。
パテ塗りにはヘラを使うのが一般的ですが、ローラーを使って細かいところをハケで塗っても構いません。

塗装前に塗装面の土や砂、ホコリ、樹脂、油汚れ、粉(結晶物)等をきれいに除去しましょう。 窓・窓枠、コンセント・スイッチ部分、エアコン等にペイント材が付着しないよう、 丁寧にマスキング作業を行ってください。

自然塗料AURO(アウロ)_No.305 : 100%天然原料の万能下塗り材(ウォールペイント用)-紹介

古い壁紙を剥がした時にできてしまった凹凸にパテを塗っていきます。 はがれた部分全体に塗らず、はがれた部分とはがれなかった裏紙が残った部分の境目だけにパテをおきます。 後は、パテベラで境目が滑らかな段差になるようパテをそぎ落としていきます。 水分を含んだパテを塗ると、時に下地の紙が膨らんでしまいます。 その時は、膨らんだ紙をはがして、もう一度パテを上から塗ります。 少々上手くいかなくても、最後にサンドペーパーをかけて滑らかにするので大丈夫です! サンドペーパーをかけると壁紙の張り付きも良くなるので、必ず最後にサンドペーパーをかけます。

壁紙屋本舗 | 壁紙張り替え・クロス貼りかえを自分で/第5章 お肌も壁紙(クロス)も下地が大事/劇的セルフリフォーム!

仕上げ塗り

一度目の下塗りが完全に乾いてから、仕上げ塗りを行います。その前に、乾燥後に凹凸などがある場合は地ベラや紙やすりで削ってならしてあげましょう。

クロス・壁紙の張り方(貼り方)下地処理 剥がし,パテ処理

クロス・壁紙の張替えに必要な下地処理について解説しています。工具や機材は専用の本格的なものなので、個人の方が実行するのは難しいですが、年月が経ってもクロスの浮きや継ぎ目が目立たないようにする技術が詰まっています。

クロス・壁紙の張り方(貼り方)下地処理  剥がし,パテ処理
2015/06/23 22:25

貼り方

壁紙を広げて天地(上下)を確認します。張り始める位置を決め印をつけ、失敗してもタンスなどで隠れて目立たないところから貼り始めましょう。

壁紙の裏面に糊を均一になるように塗ります。

手のひらで優しく撫でながら伸ばし、仕上げに撫でバケで空気を出すように伸ばしていきます。
生のり付きの壁紙は失敗してもすぐにはがせば貼り直すことができます。
基本的に右利きの人は右から左に貼っていきます。

張り付け

貼ったら枠についた糊を雑巾で綺麗に拭き取ります。糊が残っているとシミや汚れの原因になるので、手で触れて拭き残しがないかしっかり確認しましょう。

余分な部分のカット

竹ベラで癖つけをしてから、地ベラにカッターを沿わせ定規にしながらカットします。
カッターは壁から離さず、地ベラをスライドさせながら切ります。カッターの刃はよく切れるものにして、力を入れ過ぎないように気をつけます。

カッターは深く握らずに刃先に近い位置を親指、人差し指で軽くつまむようにして、力加減を絶妙にコントロールするのがコツです。

壁紙の隅の部分には剥がれ防止と美観のため、ジョイントコーク を塗ってなじませます。

ジョイントコークはホームセンターなどで1000円未満で入手できます。クロスにあった色を選択します。

枠周りで多少ミスして隙間ができたり破れたりした場合、該当箇所を少しめくってクロスの裏側に適量塗ってローラーで軽く押さえ、はみ出た部分を雑巾で拭き取れば隙間や破れがほとんどわからなくなります。

継ぎ目処理

重ねて貼り

クロスの重ね張り

2枚目以降の壁紙を重ねて貼るときは1枚目に対して3~5cm程度壁紙に重ねて貼り付けます。

突きつけ

クロス同士をぴったり突き合わせて張る張り方です。

窓上・窓下などの貼り方

まず、窓枠の上の部分(矢印の位置)まで壁紙(クロス)を貼り付けます。窓枠の上部分を竹べらで押さえ込み、窓枠上部に押さえベラをあてカッターで壁紙(クロス)をカットします。もし隙間が開いてしまった場合は、壁紙(クロス)全体を下にずらすようにして、窓枠上部に隙間がないように移動します。次に矢印下から窓枠下部分までの壁紙(クロス)を貼り付け、同様に窓枠横部分をカットします。そして窓枠下壁紙(クロス)を貼り付け、窓枠下部分をカットし上下際をカットします。 同様の方法で、エアコンの廻りなども貼ることができます。

壁紙(クロス)を自分で張替える方法

コーナー部分の貼り方

角に空気が残らないように細心の注意を払います。
角にそって軽く引っ張るように撫でバケで完全に空気を抜いてください。
ラインがはっきりでるようにすると、全体の貼りあがりがすっきりとします。

切り込み処理

切り込み処理1

クロスを貼ったら電源コンセントがあった位置をカッターでくりぬきます。

切り込み処理2

四角く切りました。

エアコンの周りの切り込み

エアコンの周りに貼る際は

  • エアコンに対して壁紙がギリギリ入るところまで差し込んだ上でカットするか
  • エアコンに対して3cmほど余裕を残して切って、ヘラを使って差し込んでいく

のどちらかになります。

切り込み処理3
切り込み処理4

クロス・壁紙の張り方(貼り方) クロスの切り方、貼り付け、仕上げ

プロ向けに、クロス・壁紙の張り方(貼り方)を解説しています。今回は下地処理後、必要なクロスの長さを測定し切断機で準備し、貼り付け、発生した浮きに対処するところまでです。

クロス・壁紙の張り方(貼り方) クロスの切り方、貼り付け、仕上げ
2015/07/27 22:55

天井

天井も基本的には同じ作業ですが、脚立が慣れないうちはバランスが不安定で危険です。安全に十分注意してください。プロは一人で貼りますが、初心者が一人で貼るのは相当大変なので協力してもらって二人で貼ってもいいでしょう。
作業には脚立とスライドステージという伸縮足場を使いますが、

天井のクロスの貼り方 一人で貼る方法と二人で貼る場合のコツ

クロスを天井に貼る方法を解説しています。天井は足場を組む必要もあり貼ってるそばから重力でクロスが下がってくるので慣れないと貼るのが大変です。コツと基本を理解することが大事です。

天井のクロスの貼り方 一人で貼る方法と二人で貼る場合のコツ
2015/11/06 04:23

まとめ

ステップを一つ一つ着実に、丁寧に実行していくことが重要です。
あまり使われていないお部屋などを張り替えてみて手応えを掴んだのちに本命の壁を張り替えてはいかがでしょうか。

関連記事